5月2日、そのままヴィースバーデンに留まっていてもオペラは観られた。椿姫ね(笑)。
いや、別にいいんだけどさ・・。でもわざわざドイツで観るものでもないかと。
わざわざドイツで観る価値のあるものが、ベルリンにあった。だからベルリンに飛んだ。とんぼ返りで慌ただしかったのはそのとおりだけどね。
ベルリンに到着し、ホテルにチェックインしたのが午後1時。昼食を取って午後2時。夜の公演に備えた仮眠を考えると、観光の時間は多くない。ホテルがポツダム広場に近かったので、近辺をお散歩した。
なにせバカなもんで、高い所からの景色には目がない。この間ボストンに行った時も登ったっけな。

真下にカラヤン・サーカス発見。

眺めも良かったが、それより目を奪われたのは、展望テラスに展示されていたポツダム広場の変遷写真。もちろん時代に翻弄された悲劇の場所という意味で。我々人類は歴史に向き合わなければならない。そう考えると、いつも「歴史、歴史」とやかましい近隣国の訴えは、確かに正当なのかもしれない。(私にはどうも「自分たちを有利な立場に置きたい」という牽制の意味合いの方が強く感じるのだが。)
それにしても、ポツダム広場は劇的に変わってしまったな。私が初めてベルリンを訪れた22年前はまだ多くの瓦礫が残っていたのに・・。
