クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2008/5/5 バーデン・バーデン

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 バーデン・バーデン。日本語で「入浴・入浴」あるいは「温泉・温泉」。これが市の名前。いい響き(笑)。国際的な高級保養地で、ヨーロッパ中から人々が集まる。滞在中、お金持ちのセレブたちが沢山お金を落としてくれるように、市内にはブティックが立ち並び、豪華なカジノが備わっている。
 辺りは‘シュヴァルツヴァルト=黒い森’と称される広大な森林地帯で、街も豊かな緑に囲まれ、川のせせらぎ、小鳥のさえずりなど散歩をしているだけでもとても気持ちがいい。
 
 これまで3回ほどこの街を訪れているが、今回はその2度目。
 初めて訪れた時、「次回に訪れる時は必ずチャレンジしよう」と思っていたことがあった。それは、もちろん「入浴」。温泉だー温泉!
 日本人にとっては切っても切れないほど馴染み深い温泉だが、欧州の入浴の仕方は、日本のとはちょっと違う。その点をきちんと理解しないと少し戸惑うかもしれないし、分からない人にとっては敷居が高いかもしれない。
 
 まず、温泉施設には二つのタイプがある。
 一つは、入浴の仕方や入る順番、時間などが厳密に決められたコースになっていて、指示に従いながら入浴していくタイプ。もう一つは、温水プールのような温泉で比較的自由に入浴するタイプ。
 さらには、全裸になるのか水着なのか、混浴なのか別々なのか、タオルは持参なのか貸し出されるのか、サウナの利用方法など、どれも注意が必要だ。要するに、少々面倒くさいわけね。もちろん、洗い場があって石鹸とシャンプーで体をごしごし、なんてことは決してありません(笑)。
 
 今回私が訪れたのが、カラカラ浴場。その名のとおりローマのカラカラ帝が由来の由緒ある施設。ただし、上記の分類で言うと後者のカジュアルタイプで、それほど難しくない。要はスパリゾートクアハウスのようなものだと思えばいい。
 
 わたくし、ちゃーんと日本から海パン持って行きました。館内と野外で6つくらいのプールがあって、お湯の温度はプールによって異なるけど、だいたい35度くらいか。ぬるい。やっぱ日本人は40度以上の熱いお湯で頭の上にタオル乗っけて「あ゛あぁ~っ」と唸りながらゆっくり浸かるのがいいのう。ま、モノは試し。これも経験です。
 
 ちなみに、これらの温泉に関わる写真は一切撮っていないのでご紹介できません。盗撮者扱いされたらコトですからね。
 
 
 順序が逆になったが、到着して最初に訪れたのが、カジノハウス。ギャンブルやるためではなく、施設見学のため。午前中はガイドツアーが出ている。
内部は金々の装飾、豪華なシャンデリア。実際のカジノ入場の際にはフォーマル着用だとさ。ふん、なに気取ってるんだよ。
どうしてカジノってわざわざ高級感を出さなければいけないのだろう。社交の場とかいっても所詮はギャンブルじゃねえかよ、と思うのだが。