クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2015/5/4 ヴィースバーデン3

 せっかく温泉地に来ているのだから、レッツ・トライということで行ってみました。海外で温泉に入るのは、これで2回目。前回は同じくドイツのバーデン・バーデンだった。


 日本で温泉と言えば「ひとっ風呂浴びて、その後は食って飲んで・・」って感じだが、こちらでは純粋に入浴が目的。中には医師の指導に従いながら定められた方法でお湯に入るという療養型もある。

一方、クアハウススパリゾートのように気軽に利用できるタイプももちろんある。そういうのはたいてい水着着用で、バーデン・バーデンがそうだった。

 さて、ここヴィースバーデンのカイザー・フリードリッヒ・テルメであるが、事前に調査したところによると、水着ではなくすっぽんぽんで入るとのこと。し・か・も「混浴!」

ぐふっ、ぐふふっ・・♡。
 
・・・あ、すまん。
 

 受付でまず「初めてですか?」と聞かれ、「そうだ」と答えると、簡単にシステムを説明してくれる。ちゃんと英語で。入浴時間に応じた後払い制で、バスタオルなどもレンタルできる。もちろん有料。ICチップが内蔵されたリストバンドを渡され、使用するロッカーでこのバンドをかざすと開閉するようになっているし、利用時間もこれに記録される。荷物と服をロッカーに入れたら、さっそく浴場へGOー。


 利用している他の人たちを見ると、確かに入る時はすっぽんぽんだが、上がって風呂場やサウナ間を移動する際にはやっぱりバスタオルを巻いたり、バスローブを着たりしている人が多い。

 
 混浴については、実際は目のやり場に困るかもなあ、などと考えたが、心配無用だった。だって、入っている人はあまり眺めたくないジイちゃんバアちゃんばかりだもん。まあ、なんだかホッとした(笑)。
 と言いつつ、お若い女性が全くいなかったわけではない。ただし、はじらい感はゼロ。あっけらかんとしたものである。目的はあくまでも温泉入浴なのだから、当然と言えば当然。健全なのだ。となれば、こちらのやましい心はすっかり萎む。
 
 メインの温泉にじっくり入り、サウナに入り、リラックスルームで休憩し、びっちり1時間利用して9.5ユーロ(レンタルバスタオル代含む)でした。
 
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 建物はとても温泉に見えません。