クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2016/3/17 ポツダム1

回の旅行のお目当て、それはイースターの時期に合わせて開催されるベルリンの音楽祭、フェストターゲである。
 
イースターとは、イエス・キリストが復活したことを祝う祭日。時期は日にちが固定されているのではなく、年によって動くのであるが、今年は例年よりも早く3月下旬。このため、運良くこれを目指した旅行を計画することが出来た。(4月上旬だと、仕事の関係で難しい。)
 
音楽祭としては、老舗のザルツブルクベルリン・フィルを獲得したバーデン・バーデンなども有名だが、このフェストターゲも負けず劣らず。バレンボイムが創設を提唱したのは皆ご存じのとおり。1996年にスタート、ということはつまり今年で20周年だ。だからだろうか、プログラムが例年に比べて一段と多彩かつ豪華。バレンボイム、まさに八面六臂の大活躍なのだ。
 
こうしてベルリン行きが決まったわけだが、滞在場所を選ぶにあたっては、少々考えた。
何度も行っているベルリン。今回はちょっと趣向を変えて宿泊地としてポツダムを加えてみよう。ベルリン郊外で、近郊電車Sバーンでおよそ40分。随分前に一度だけベルリンからの日帰りで訪れたことがあるが、有名な「サンスーシ宮殿」を見学しただけで終わっている。
 
3月17日、日本からフランクフルト経由でベルリンに向かい、ポツダムに到着したのは午前10時。天気は快晴。まだまだ寒いと思って相当に厚着してきたが、歩き回ると汗ばむくらいの陽気である。
 
初日に観光で巡ったのは、前回も行ったけどやっぱり外せないサンスーシ宮殿、それから新宮殿の二つ。広大な公園内にはほかにも観光ポイントがいくつか散らばっているが、残念ながら「冬期休業」の施設もあって、すべてを見尽くすことは叶わなかった。
 
両宮殿とも見学はガイドツアーのみ。サンスーシ宮殿の方はさすがの人気で、多くの観光客が集っており、ガイドツアーも結構待たされた。新宮殿の方は余裕。
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さて、実はこの日、観光以外でやらなければならないことがあった。
今年の夏の旅行計画の一環で、「ラインガウ音楽祭」の公演チケットを申し込んだ。この代金を指定口座に振り込まなければならなかった。クレジットカードは取扱不可だったのである。今どき、カードを受け付けない公演主催事務局が存在するとはね・・。
 
日本からも国際振替できるが、手数料が高い。たまたまタイミングよくドイツに来たので、こちらで手続きをすれば簡単かつ安く上がるはず。万事うまくいくだろう、そう目論んでいた。
 
ポツダム中心部にある銀行に入って、さっそく手続きにトライ。ところが壁にぶつかった。
振替専用口座やカードなどを持っていれば話は簡単だったのだが、現金による振替だと「どこの銀行からでもOK」ではないらしいのだ。
 
「ここでは受付できません。ポストバンクに行ってください。」
 
ポストバンク。日本でいうところのゆうちょ銀行ね。はいはい。
 
教えてくれた場所に行くと、いきなりそこで長蛇の列。思わずたじろいだ。日本では郵便事務と、支払いや振替などの事務でそれぞれカウンターが分かれているが、ここでは一緒。20分以上も並んだ。ようやく自分の番になると、今度は受付担当者が英語が全然話せない。ううぅ・・これはヤバイ。冷や汗が出てくる。
持参した請求書を見せ、とにかく身振り手振りで説明し、なんとか手続きが出来たが、手数料として15ユーロも請求されて絶句。約2千円・・・。
2千円!?マジか?
「ちょっと高すぎねえか、おい。これじゃあ日本からの国際送金とそれほど変わらないじゃんかよ。」
正直に厶ッとした表情を作ってみたが、受付担当者には何にも効かなくて、ポッカーン状態。
まあそりゃそうだよな。
それに「じゃ、結構です。」と言えないところが辛い。
 
ようやく手続が終了したら、どっと疲れが出た。やっぱり長旅の初日にやるべきことではなかったな・・。