クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

東京オリンピック(もう終盤)

オリンピックも、もうすぐ終わり。私はあくまでも自分の興味のある競技を中心に、テレビやネットで感染、じゃない、観戦しました。(ワード変換すると、まず「感染」になる悲しさ)

日本人の活躍に一喜一憂することは基本無い自分だが、それでも大躍進にびっくり仰天した競技がある。なんだと思います?

昨日に行われた試合で決勝進出を決めたバスケットボール女子である。

この結果にはひっくり返った。マジか!?
いやこれはすごい。あまり騒がれてないけど、歴史的快挙だよ、これ。

オリンピック競技種目に優劣なんかない。優劣をつけてはいけない。
一般的には、きっとそういうことなんだろう。
でも、私は思ってしまう。「いや、あるぜ」って。
端的に言うと、「世界」という視座で見渡した時、競技人口の多い競技と少ない競技、世間的社会的に認知度の高い競技と低い競技、各国にプロを含めたハイレベルのリーグやトーナメントを持つ競技と持たない競技・・。

そういう意味で、断言しよう、バスケットボールは間違いなく世界的な一流競技である。
その競技で、日本が頂点の大会であるオリンピック決勝戦に進出する。これを快挙と言わずして何と言おう。

決勝の相手は、絶対的王者アメリカ。目下オリンピック6連覇中なんだって。その強さは天下無双、圧倒的らしい。
いいじゃないか。最強の相手に堂々と立ち向かい、挑んで、仮に華々しく散ったとしても。十分すぎるほどに美しい。


今大会で、意外な事実に気がついたことがある。
上に挙げた条件を満たす一流競技であるサッカー、ラグビー、バスケットボール。
これらの競技において、常に世界屈指の強豪を誇る南米の雄アルゼンチン。
さぞやスポーツ大国で、オリンピックでも各種目を制覇し、ビシバシとメダルを獲得しているかと思いきや、大会残り2日という時点でたったの「銀1、銅1」という惨憺たる結果。

これ、ちょー意外。
私自身、サッカー、ラグビー、バスケットボールといった競技はいつもマークしているので、アルゼンチンイコール「強い」というイメージがバッチリ染み込んでいるわけだが・・・。

どうしたアルゼンチン! 
気合が入る競技には全力を注ぐが、そうでもない競技は「やる気ねぇ~」みたいな、いい意味でも悪い意味でも気分屋的ラテン気質がそのまんま体現されている、ということだろうか。