クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024/5/25 パリ2

パリ二日目。実質的な観光初日。
セーヌ川の北岸、バスティーユ広場の西側に、マレ地区と呼ばれる界隈がある。歴史的な地区で、かつて貴族の館が立ち並んでいた時代があったという。本日はこの付近をお散歩し、そこに点在する幾つかの博物館・美術館を訪ねた。

アーケードに囲まれたヴォージュ広場。市民の憩いの場。広場の真ん中には、ルイ13世の騎馬像が立つ。

その一角にヴィクトル・ユーゴー記念館がある。
入館料無料だが、有料でもいいくらいに見応えがある。これを無料にするパリ市の太っ腹なことよ。

小学生の時、子供向けの図書文庫で「ああ、無情」を読んだ。何が面白いのか全然理解できなかった。
大人になって、ミュージカル「Les Misérables」を観た。めっちゃ感動した。
音楽の力が凄いのは間違いない。だが、音楽がなくても、この物語は傑作だと再認識した。人間の生き様、歴史や社会情勢、階級制度の重み、革命の熱情、家族、愛、友情・・・子供がこれらをしっかり理解するのは、まだまだ早い。


カルナヴァレ博物館(パリ市歴史博物館)。

パリ市で最も古い博物館とのこと。絵画、彫刻、調度品、装飾美術品などを展示。こちらも同じく見応えがあるが、やはり無料。すげーな、パリ市。


有名なフランス革命の「テニスコートの誓い」の絵。ジャック・ルイ・ダヴィッド作。これは複製画だね。


コニャック・ジェイ美術館。
貴族だったコニャックとその妻ジェイの個人所蔵美術館。ブーシェフラゴナールなどの作品がロココ時代を彷彿とさせる雅な部屋に収められている。