たったの一泊だけでミラノからパリに戻った。午前１１時半到着。さあ、パリ観光を続けよう。
一昨日、パリ観光初日の朝、コンコルド広場に来てみたら、この広場に面した場所に新たな観光施設を偶然発見した。
その時は時間的にまだオープン前だったので、今回改めて出直しで来てみた。
その名を「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」。
ネットで調べてみたところ、２０２１年６月にオープンしたばかり。名前は「海軍の館」という意味。フランス海軍省の施設だったが、観光用として改装された。てっきり海軍関係の内容かと思ったが、１８世紀、ちょうどルイ１５世の時代あたりの宮殿内装や家具調度品等の展示であった。
というのも、海軍省の以前はここにフランス王室の歴史的な調度品が管理されていたとのこと。とても煌びやかで眩い。
施設の展示鑑賞にはオーディオ・ガイドが備わっていて、日本語あり。
そのガイド機がいかにも最新の観光施設らしく、優れ物であった。
ヘッドホン型で、無線で繋がっており、部屋に入ると自動的に検知して説明が始まる。ステレオ対応。しかも、ちゃんとした声優を使ってのストーリー仕立てになっているので、とても分かりやすいのであった。
テラスからはコンコルド広場の眺めが素晴らしい。
写真の左側にコンテナみたいなものが幾つか並んでいるが、オリンピック会場の設営工事関係とみられる。
昼食を取り、ホテル近くに運河があったので軽くお散歩し、本日の観光はおしまい。
