ミュンヘン市の中心部を流れるイザール川の中洲に、自然・科学・技術分野において世界最大級の展示面積を誇る「ドイツ博物館」がある。
その本館にとても入り切らない交通部門の別館が、少し離れたテレジエンヴィーゼ地区にある。そこに行ってみた。
いわゆる乗り物好きにとってたまらない場所だろう。あるいは、歴史愛好家やクラシックカーなどのオールドマニア、レトロ好きにも。もちろん子供たちだって楽しめる。家族揃って訪れるのがいいかもしれない。
自分自身は乗り物好きでも何でもなく、単なる観光施設の一つとして、たまたまホテルに近かったからという理由で訪れたわけだが、十分に楽しかった。
例えば、展示している電車は中を覗いたり入ったりすることも出来、定められた時間にデモンストレーションとして動力装置を実際に動かしたり、といった見せ方も実施しているのである。
ところで、ちょうど一週間前、ノルウェーに向かう前にミュンヘンに一泊滞在した。
今回戻ってきて、その時と同じホテルに泊まったこともあり、テレジエンヴィーゼ広場が目の前なのだが、なんと、一週間前には何も無かったのに、今回来てみたら、１０月に開催されるオクトーバー・フェストに向けた準備、特設ビアホールテントの建設が始まっていたのだ。たった一週間で、もう骨組みが出来ている！ びっくり。
オクトーバー・フェストは、世界最大のビール祭り。めちゃくちゃ楽しいんだ、これが。
また行きたいなー。
