クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/5/22 ライプツィヒ3

ライプツィヒ三日目。月曜日。
ヨーロッパを訪れた場合、月曜日というのは注意しなければいけない日だ。
というのも、博物館や美術館といった観光施設が定休日である場合が多いのである。
せっかく訪れたのに、行ってみたら「休館日だった」というのは、ガックリ来る。気を付けたい。

もちろん、ぶらぶらと街歩きだけで過ごすのもいいし、郊外に出て自然や風景を楽しむ計画を立てるのもいいだろう。

ある程度大きな都市なら、綿密に調べると、月曜日も開いている観光スポットが見つかることもある。こうした場所をしっかり月曜用にキープしておけば、当日暇を持て余すことはない。事前のリサーチはしっかりとやっておこう。

そういうことで、この日私が訪れたのは、まさに月曜日に観光できるスポット。

まずは、トラムで約15分の郊外にある諸国民戦争記念モニュメント。歴史の教科書に載っている「ライプツィヒの戦い」、ナポレオン率いる軍隊に勝利したことを記念しているらしい。

とにかくでかい。ヨーロッパ最大級だとのこと。

中に入り(有料10ユーロ)、最上階のテラスに登ることが出来る。そこからの眺め。


旧国家保安省記念館。
旧東ドイツの政府機関で、「シュタージ」という諜報活動や市民監視を行っていた事務所。

手紙の検閲、盗聴器具、隠しカメラなど、今となっては若干古臭い品々の展示であるが、歴史のお勉強として興味深かった。

メンデルスゾーン・ハウス。

以前の記事で、「音楽家の記念館は概してつまらない」と書いたが、ここもそんな感じ。月曜日に空いているから訪れただけ。ただし、前回訪問した時から改修された模様で、印象は随分と変わっていた。

3階のフロアがゲヴァントハウス管やニューヨーク・フィルの指揮者として活躍したクルト・マズアの記念館になっている。こちらは結構興味深く展示品を眺めることが出来た。オールド・ファンだと、もしかしたら「ゲヴァントハウス管と言えば、マズア」かもしれない。

ん? 誰だ? 「振ると、マズぃわ」なんて言うヤツは!?(笑)


実はもう一箇所、「シューマン・ハウス」という施設も訪れたのであるが・・・
行った時、ちょうど団体さんが来ていたみたいで、係員に「フリー見学の方は、ガイドツアーの後になりますので、しばらくお待ち下さい。」と言われてしまった。
「あっそうですか、じゃいいや」と、あっさりパス。
この日、既に十分歩き回って、結構疲れていたのでね。