クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2024/3/18 パリに向けて出発

2024年のヨーロッパ遠征旅行、一発目。

今回のフライトでは、日本航空を利用した。
私の場合、マイルを集めるためにスター・アライアンス・メンバー、例えばANAとかルフトハンザとかオーストリア航空とか、なるべくグループ社の航空券を選ぶようにしているのだが、最近の欧州方面の航空券がとにかく悲鳴が出るくらい高くて、もう悠長なことを言ってられなくなった。少しでも安いチケットを探す。マイル獲得は二の次。

そうしたら、日本航空が比較的リーズナブルだった。
決して激安ではなかったけど、「まあ、これくらいならいいか」と納得できた。
ということで、日本航空にした。欧州の往復でJALを利用するのは、初めてだ。


そのJALの欧州航路について、びっくりした。
いわゆるロシア国内の飛行を回避する北極ルートなのだが、ベーリング海峡、アラスカのアンカレッジ方面に向かった後、そこから西に回ってユーラシア大陸の上の北極圏を飛ぶのではなく、更に東に向かう航路だったのだ。
つまり、アメリカ大陸の上の北極圏を飛んでいき、グリーンランド付近から大西洋を南下して、ヨーロッパに行く。

へぇー、このルートで行くんだ!
西回りが普通、デフォルトだと思っていたので、これは意外だった。

そのフライトの途中で、機内の窓から見えたグリーンランドの景色が息を呑んだ。見たことがない地球の絶景だった。


今回、久々に「エコノミー殿様シート」だったのが嬉しい。

私が勝手にそうネーミングしているだけで、一般用語ではないが、要するに機内に空席があって、通路までの横一列の座席が自分以外すべて空いていたため、その一列を完全独占してしまうというもの。フルフラットで横にゴロンとなって休むことが出来るわけだ。
これはもう、めっちゃくちゃラッキー!!

もちろん厳密には違反なんだろうけど、構うもんか。図々しい者勝ちなのである。

ということで、ビジネスクラス並の快適!!
ただし、食事はエコノミーでショボいけど(笑)。

でも、これだけでもう日本航空にして良かった。


午後4時、パリ到着。

入国手続は非常にスムーズだった。日本のパスポート所持者はEUパスポートの人たちとほぼ同等の待遇をしていただき、入国管理官からの質問は、なんと、ゼロ。パスポートを提示したら、ガシャッとスタンプを押されて、ハイおしまい。マジか!?
そういや、昨年のローマも簡単だったな。

ということは、バカみたいに律儀にお固くやってるのは、ドイツだけなんじゃないのか!? おい。