クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/7/9 ロフォーテン諸島1(ヘニングスヴァー)

たった一日でオスロを離れ、ここからいよいよノルウェー観光の本番ハイライト。

よほど詳しい旅行好き、あるいは辺境好きでもないかぎり、日本人にとってあまり馴染みがないロフォーテン諸島。
「地の果てにある大自然の造形美」を知ったのは、以前に国際サッカー連盟FIFAが「世界で最も美しいスタジアム」として紹介していた一枚の写真がきっかけ。
コレ。

一瞬にして魅了されてしまった。こんなにも美しい場所があるなんて・・・。

こうしてロフォーテン諸島は、私にとって「永遠の憧れの地」になった。
今回、ついに念願が叶う。スタジアムがある町「ヘニングスヴァー」は、最初の宿泊滞在地だ。


ロフォーテン諸島への行き方は、いくつか選択がある。
オスロから遠く離れているため、飛行機の利用が必須だが、降機地をどこにするかは検討が必要だった。
美しい諸島を巡るためにはレンタカーが必須。オスロから乗り換えではなく直行便があり、到着後の空港ですぐにレンタカーを借りることが出来る場所ということで、観光拠点となる諸島の中心部からは少し遠かったが、玄関口をハルスター・ナルビク空港に決めた。


定刻の午前10時10分に到着。気温15度、天気曇り。時折り陽が差す。
快晴であれば最高だったが、元々ロフォーテン諸島は、曇りや雨が多い地域。曇りなら全然オッケー。それに、滞在は3日間なので、まあどこかで天気に恵まれることもあるだろう。

車はトヨタハイブリッド車で、まだ総距離5千キロしか走っていない、ほぼ新車。カーナビシステムは付いていなかったが、USB端子が付いているので、スマホに接続すればグーグル・ナビを常時使用することが可能。もちろん左ハンドルの右側通行だが、これは慣れの問題。


ということで、ここからは行く先々で夢にまで見た美しい景観のオンパレード。数え切れないくらい写真を撮ったが、以下、ご紹介するのは、あくまでもその中の一部。

この日の宿泊地ヘニングスヴァーに午後4時到着。

ホテルに車を停め、街を散策。さっそく例の「世界で最も美しいスタジアム」へ。
おお! これだ!

うーん・・スタジアムというより、練習場だな、これは(笑)。

私のような一般観光客の写真撮影スポットは、ここが限界。上に掲載した全景写真は明らかにドローンからの上空撮影。これにはさすがに敵わない(笑)。
それでも感慨深い。「ついに念願叶って、ここまでやってきた」という湧き上がる興奮を噛みしめながら、しばし佇んだ。


北極圏のロフォーテン。白夜であった。深夜でも日が沈まない。
もちろん昼間のような明るさではないが、ずっと夕方みたいな感じ。
逆に、冬になると、おそらく太陽が出ているのはせいぜい4時間くらいではなかろうか。
いやはや、すごい所に来ている。思えば遠くへ来たもんだ(by武田鉄矢)。