クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/7/13 ベルゲン2(ソグネ・フィヨルド)

ベルゲン二日目。この日は世界的に有名なフィヨルドのツアーに出掛けた。
ノルウェーが誇る4大フィヨルドの一つ、ソグネ・フィヨルドオスロからの日帰りは基本的に無理のため、ここベルゲンがアクセス拠点になる。

そのルートだが、まずベルゲンから電車に乗り、ミュルダールへ。
ミュルダールから、有名なローカル渓谷鉄道のフロム鉄道に乗り換えて、フロムへ。このフロムがフィヨルドの玄関口。
そこからフェリーに乗り、フィヨルドの船上遊覧。フロムに引き返すのではなく、2時間をかけた片道でグドヴァンゲンへ。
グドヴァンゲンからは、今度はバスに乗り換え、ヴォスへ。
ヴォスから再び電車に乗り、ベルゲンに戻る。以上が行程。約12時間、ほぼ一日をかけた周遊観光だ。
電車、船、バスのチケットは、それぞれを一つずつ買うのではなく、旅行会社がパッケージで販売していて、それを予めネットで購入した。

天気は曇り。前日の予報では雨と出ていたが、何とか降らずに持っている。

山間部の渓谷を進むフロム鉄道からの車窓。

途中、「ショース滝」を目の前にした駅に到着。ここで5分くらい停車し、みんな下車して落差93メートルの滝を見物。一斉にパシャパシャと写真を撮る。

突然、構内に音楽が流れ出したと思ったら、滝の脇から衣装を着た女性が踊りながら登場。

妖精あるいは精霊というわけですか?(笑) ご苦労様。

午前11時40分にフロム到着。駅を出ると、もう目の前がフィヨルドの湾。

フェリーの出航は午後3時。3時間以上の空き時間がある。
おそらくランチタイム、お買い物タイムということだと思うが、私は「ステーガスタイン」という高台のビューポイントに車で行って帰ってくるという、追加オプショナルツアーに参加した。もちろん有料。
フロムに到着してから現地の観光案内所で申し込むことも可能だが、人気ツアーのようで、時間帯によってはソールドアウトになることも。私はソグネ・フィヨルドツアー申込みの際に、併せて追加予約しておいた。

この空に向かって突き出たステーガスタイン展望台こそ、フィヨルドを眺望できる最高のスポット。思わず息を呑むほどの圧巻の景観! この日のハイライトと言えるものであった。


フェリーに乗り、遊覧船行していたところで、ここまでギリギリ踏みとどまっていた雨がポツポツと降り出した。こういうこともあろうかとレインコートも持参していたが、ちょうど疲れも出てきたので、船内に退避。座席から風景を窓越しで観覧した。ま、仕方がないね。

ヴォスからベルゲンまでの帰路の車中は、完全爆睡。午後8時40分、無事ベルゲン到着。お疲れ~。