クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

ドイツ「あるある」

気が付いたことを順不同、ざっくばらんに。
ドイツ特有というより、ヨーロッパ全般に言える事も混じっているが、ご容赦。


・電車に自転車を乗せることができる。自転車用の車両が備わっているのだ。
あと、ペットの犬もケージに入れずに電車に乗せることができる。ワンちゃんも慣れたもので、飼い主の足元で吠えずにじっと静かに座っている。

・街を歩いていると、野鳥をいっぱい見かける。朝は小鳥のさえずりの合唱に心が和む。
緑に囲まれた公園が必ずあって、池には鴨などの水鳥がたくさんいる。人間が襲って来ないことを知っていて、怖がらないし、逃げない。それどころか、餌を欲しがって近寄ってくる。

・しょっちゅうブログネタにしているが、電車の遅延率はかなり高い。マジ呆れて物が言えねえ。なんとかならんかのう・・。

・ビールは、缶よりも瓶の方が一般的。缶が一般的な日本からすると、少々驚き。瓶を片手に持ち、ラッパ飲みしながら街を闊歩している野郎ども、多数。足元の道端には割れた空き瓶が転がっており、危ない。

・クレジットカードは日本並みには普及しているが、他のキャッシュレス先進国に比べると遅れている。使えないお店もまだまだあるし、「◯◯ユーロ以上じゃないと使用不可」と断られることもある。

・これは本当に訳わからないのだが、なぜか釣り銭に細かい小銭を混ぜてくる。
 例えば4ユーロの買い物をして5ユーロ紙幣を渡し、1ユーロのお釣りを受け取る際、50セント✕2を出してくる。なぜ?? 理解不能
 あと、4.2ユーロの買い物をして5.2ユーロ(5ユーロ+20セント)を渡し、1ユーロのお釣りを貰おうとすると、わざわざ20セント硬貨を返却し、改めて80セントのお釣りを出してくることも。ジャリ銭を減らそうと思っているのに、逆にジャリ銭を増やさせる反逆行為。思わずブチギレたくなる。

アメリカと違い、チップは必ずしも要ではないのに、現地人は絶対に払わないお店で、堂々と要求されることがある。日本人は明らかにカモ観光客として見られ、そして狙われている。
もっとも「海外なんだから、チップあげなきゃ」みたいに喜んで自ら進んでチップをあげる人が多いから、仕方がない部分もある。私自身、要求されて「ノー、チップ無しで!」と突き返す勇気も、残念ながら持ち合わせていない。

・謝らない。頑固。融通が利かない。そういう民族。

・サッカーの試合日(原則として土曜日)は、朝からサポーターがレプリカユニを着て街に繰り出し、朝から仲間と飲み、人目を憚らずデカい声で応援チャントを歌う。めちゃくちゃうるさいが、これが日常の風景。私はサッカー好きだからか、こうした雰囲気が好き。

・見た目明らかに不良っぽそうなイカれた服装の若い連中が、実は礼儀正しかったり、お年寄りや困った人を進んで手助けしたりしている。服装や格好は単に個性を打ち出しているだけなのだ。
見習え、日本の悪ガキども。

・日本と同様、ドイツはゴミの分別が徹底されていて、街中のゴミ箱もきちんと分別用になっている。しかし、実際はその中身はグチャグチャ(笑)。

・ヨーロッパ人特有だが、雨が降っても、よっぽどの本降りもない限り、傘をささないで堂々と歩いている。なんでだろ? 逆に言うと、日本人はちょっとでも降ると、すぐにみんな傘をさすよね。

ローカル局が多いため、テレビの番組チャンネル数は多いが、日本のワイドショーのような番組、芸能人が馬鹿騒ぎするバラエティ番組はあまり見掛けない。衛星放送や専門チャンネルでもないのに、朝から映画や再放送ドラマをよく流している。外国語が分かる分からないに関わらず、退屈極まりないものが多い。

・気を付けよう、日曜はお店が休み。スーパーさえも休みなのだ。レストランは昔に比べて営業する店が随分と増えたため、ほとんど困らなくなった。

・コンビニは無い。
一頃、100円ショップならぬ1ユーロショップを街中で見掛けたが、今回の4月5月旅行では一度も見なかった。まだあるのか、それとも廃れてしまったのか・・。

・スーパーのレジは、ベルトコンベア形式。買った商品を客自らがカゴから取り出し、ベルトの上に並べ乗せる。自分が買った商品と前や後ろの人の商品が混ざらないように、区分けるための仕切り棒が備え付けられている。
レジ担当者は基本無愛想で、つまらなそうに仕事をしている。日本のように商品の値段を一つ一つ読み上げたり、「お箸は必要ですか?」「袋は必要ですか?」などと声がけしたり、なんてことは無い。最近は日本と同様に、セルフレジを見かけるようになった。

・駅の構内にトイレは無い。ある駅もあるが、原則有料。
長距離列車が大きな都市の中央駅に停まると、数分、時には10分くらい停車することがある。そのタイミングで自分の目的地とは全然関係ない電車にちゃっかり乗車し、用をたした経験が何度となくある。発車してしまうととんでもないことになるので、スリリング(笑)。

・男性のトイレの小便器の高さが高い。小柄な日本人には辛い。

・タバコの値段は高い。一箱10ユーロくらいする。日本円で約1500円。高ぇー。
箱のラベルは癌に侵食された肺の写真だったり、悲しそうな表情の小さな子供の写真だったりと、かなり生々しい。これでも吸うかオマエら、みたいな。

・これは、2つ星、3つ星ホテルの「あるある」なので、ちゃんとしたホテルではそんなことないと思うが、シャワーで、適温の湯が出るまで時間がかかる。5分、下手すると10分とか。裸で待ってられねーぞ、こら。

・日本の暖房器具といえばエアコンだが、向こうはセントラルヒーティングが主流で、慣れていないと、使い方、スイッチの入れ方、温度調整が意外と難しい。
それから、電気器具の電源スイッチのオン・オフマークが「◯」(丸)と「|」(棒線)なんだけど、どっちがどっちだか迷う。みんな知ってる??