旅行の最終目的地、ヴィースバーデンに移動。デュッセルドルフから２時間半。
ヴィースバーデンはフランクフルトと同じヘッセン州。帰国のために利用するフランクフルト国際空港にも近い。
ここは温泉保養地で、当初は温泉施設に行き、ゆっくりリラックスしようと思っていた。しかし、天気が良かったので、予定を変更し、街外れにある高台ネロベルクに登ってみることにした。
連日の好天。今回の旅行では一度も雨が降らなかった。観光としては、本当に最高だった。
ネロベルクは小高い丘。ここに登る水力式のケーブルカー「ネロベルク登山鉄道」が観光客に人気だ。往復５ユーロ。
山頂から出発する下りの車両のタンクにポンプで汲み上げた７０００リットルの水を積む。重力で下ると同時に、水の重みも利用して上りの車両を引っ張り上げていく。下った後は積んだ水を放出し、次の山頂から出発する下り車両にまた引っ張り上げてもらう、という仕組みらしい。
麓の登山鉄道駅に到着すると・・・長蛇の列。うわー、やっべー（笑）。
まあなぁ。今日は日曜だし、天気はいいし、郊外に出掛けたくなるわなー。
並ぶのが嫌いなオレにとっては、試練。とはいっても、ここまで来て「やーめた」は無いよなー。
よし、仕方がない。並ぶことにする。
待つこと、約３０分。ようやく乗車。
丘の上はハイキング客で賑わっていた。眼下にはぶどう畑が広がっており、見晴らしが良い。ヴィースバーデン市街も眺められる。
少し歩いたところに、ロシア教会が立っていた。
入場有料だが、入り口でそっと覗き込むだけなら、タダ。内部の写真撮影不可。
ちょうど昼時だったので、この写真の左手に見えるガーデンパラソルのレストランでパスタを食った。
こういう所の料理の味なんて、どうせ大したことない（ていうか、不味い）と思っていたが、意外と美味かった。
ホテルへの帰路途中、バスを下車し、本日の観劇の下見を兼ねて、劇場付近を散策。
