クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/5/19 ベルリン

デュッセルドルフからベルリンへ、飛行機を使って移動。
利用したのは「ユーロウィングス」というルフトハンザの子会社LCC。

こうしたLCCを利用するにあたり、注意すべき事項がある。航空運賃は安いが、安いからにはそれなりの制約があるということだ。
具体的にいくつかあるが、特に手荷物については気を付けたい。

ウェブサイトから航空券を購入しようとすると、ついつい安い運賃に引かれて、一番安価なカテゴリーを選択してしまいがち。
ところが、こうしたカテゴリーでは、手荷物として機内に持ち込むことが認められるのが「ハンドバック1個のみ(座席の下に収納できるサイズ)」という条件パターンがよくあるのだ。
さすがにハンドバック1個では旅行出来ない。座席上方の収納棚に入れられる、もう少し大きなキャリーバッグを持ち込む場合(あるいは完全に荷物を飛行機に預ける場合)は、航空券を選択する際、それが可能なオプションを購入しなければならない。

実は今回、私はやらかしてしまった。ハンドバッグ1個だけ認められる予約にしてしまったのだ。

幸い出発直前に気が付き、ウェブでオプションを追加購入することが出来たため、事なきを得た。
しかし、たまたまユーロウィングスは後からの追加変更が出来たが、LCCによっては、こうした変更が難しい社もある。要注意。
また、旅行代理店(ネット代理店を含む)を通してフライト予約する場合、このような変更に対応してくれるかどうかも代理店によってまちまちなので、これまた要注意。格安を売り物にする海外拠点のネット代理店などは、たとえウェブサイトが日本語表記されていても、問い合わせの窓口、ヘルプサービスでは日本語に対応していないところもある。安価に目が眩んでしまうと、かえって高く付いてしまう、ということが往々にして起こり得る業界だ。


この日、別に「LCCだから」という理由ではないと思うが、およそ1時間の出発遅延があって、ベルリン・ブランデンブルク空港に午前10時45分到着。ホテルに移動して荷物を預け、観光をスタートしたのは午前11時50分。
ベルリンの有名な観光スポットの一つ、世界遺産にも指定されているシュプレー川中洲の博物館島、その中のボーデ博物館を訪れた。

ボーデ博物館は、中世の宗教的彫像や絵画、ビザンチン芸術品などが数多く収められている。収蔵品もさることながら、施設の重厚な建築様式が素晴らしい。宗教芸術に興味がない人でも、きっと楽しめる。逆に興味のある人がじっくり見学すると、時間がいくらあっても足りないくらい。

 

午後3時にホテルに戻り、夜のオペラに備えて休憩。
昨日のオペラは居眠りで棒に振ったから、今日はしっかり体調を整えて頑張らないと・・。