2008年9月10日 読売日本交響楽団定期演奏会 サントリーホール
指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ヴァイオリン アリョーナ・バーエワ
ブラームス 交響曲第3番
シマノフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ 交響曲第1番
読響の音を聴いて、そして指揮者スクロヴァのタクトを見て、すぐに「ああ、ちゃんと音楽を作っているな。」と感じる。
御年85歳、立派な巨匠。指揮台に立つだけで、そのカリスマ性だけでも十分音楽が鳴り響くだろうし、聴衆を引きつけられるだろうに。
だけど、きっとリハーサルで「ここはこのように演奏してください。」と、きちっとした綿密な創造作業をしているに違いない。
しっかりとした足取りで舞台に登場し、椅子を使用せずに立って指揮し、コンチェルト以外は暗譜で、颯爽とタクトを振ってオケを引っ張っていく。本当に素晴らしい!どうかいつまでもお元気で!