クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/10/19 シンガポール

シンガポールに着いた。

あくまでも乗り継ぎ経由地だが、ローマ行きのフライト出発までは十分に時間があるので、せっかくだから観光してみよう。

 

入国はあっという間だった。日本の帰国手続きよりもスムーズだった。事前にオンラインで入国及び健康診査に必要なデータを提出しているので、あとは機械にパスポートをかざし、指紋認証するだけなのだ。素晴らしい! 見習えよ、ヨーロッパ。

 

シンガポールの市内交通はMRTという地下鉄路線が充実しており、チャンギ国際空港とも結ばれている。中心部まで所要時間は30~40分。

そのMRTの乗車だが、わざわざ切符を買わなくても、タッチ決済のクレジットカードが使える。自動改札のタッチセンサーにカードをかざすだけで乗車できるので、とても便利。またまた素晴らしい!

 

なお、賢い利用の仕方としては、プリペイド式切符やツーリスト用カードなどを買って乗り回すというのが手だと思うが、今回私は検討した結果、観光巡回バスを利用することにした。観光地でよく見かける、オープントップ形式の2階建てバスだ。主要なスポットに立ち寄りながら循環しているもので、丸一日何度でも乗り降り自由。

実質的に初めてのような街だし、手っ取り早さと効率性、それから歩き回った時の自分の体力と疲労、暑さやスコールの可能性等を考慮した結果、観光バスが最適と考えたわけ。値段は約6千円。これを高いと思うかどうかは、本人次第。

 

さて、シンガポールの気温だが・・・日中は軽く30度超え。暑っ!! せっかく日本では快適になってきたのに。

 

中心部、マリーナ・ベイ。高層ビルが林立。

そして、近現代都市シンガポールの象徴、マリーナベイ・サンズが目に飛び込んでくる。2010年開業。タワーホテル、ショッピングモール、カジノなどを併設。

シンガポールと言えば、ご存知マーライオンだが・・・なんと改修中! ブハハハwww

世間的に、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫の像と並んで「世界3大がっかり」に見事認定されているようだが、2002年に現在の場所に移設され、さらにマリーナ・ベイ地区が再開発されると、全体的な景観の中にしっかりと映えるになり、最近の評判は上々なんだとか。

 

洋風建築、ヴィクトリアコンサートホール。シンガポール交響楽団の本拠地。

40年前、我が大学オーケストラは、ここで演奏したんだよな。ということは、歴史的な由緒あるコンサートホールだということ。当時演奏したプログラムは、プロコの「ロメオとジュリエット」組曲とチャイ5。いい思い出だ。

 

さて、ここからいよいよ例の観光バスに乗って、市内をぐるりと巡っていく。

ルートは二つ。中華街、リトル・インディア、アラブ街などを巡るシティ・ツアーのレッド・ライン。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイや繁華街のオーチャード・ロードを巡るヘリテイジ・ツアーのイエロー・ライン。

まずはともかく、下車せず、それぞれをグルっと一周。その後、気になったポイントに降りて街歩き、みたいな感じで過ごした。

ランチ。何を食べるかについては決めていた。

シンガポール名物、チキンライス。

ありきたりの定番、「シンガポールに来たら、これ食べなきゃ」みたいな風潮に乗っかるのは自分らしくないが、単純に美味そうで、食いたい衝動に負けた。

 

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。人口の樹木と一体化させた植物園。

巨大ツリーにはエレベーターで登ることが出来る。(もちろん有料)

頂上からの長めは絶品。

中華街。