クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018/2/11 レンヌ

ブルターニュ地方の中心都市の一つ、レンヌ。8年ぶりの再訪。
フランス随一の観光名所モン・サン・ミッシェルに行く際の拠点となる街である。パリからツアーでなく個人で行く場合には、国内新幹線TGVに乗り、ここで下車してバスに乗り換えるのが、一般的だ。
 
そのTGVに久しぶりに乗ったのだが、いつの間にかホームに改札が出来ていたのには驚いた。
(ご存知の方も多いと思うが、ヨーロッパの駅は基本的に改札がない(イギリスなど一部の国や地域を除く)。車内で車掌に切符を提示し、検札を受けるというものである。)
 
今回、フランス国鉄SNCFの公式ホームページのオンラインから事前に切符を購入したのだが、電子チケットになっている。メールでQRコードが送られてくるので、それを紙に打ち出して持参してもいいし、ケータイやタブレットで受け取ったコードをそのまま利用してもいい。
いずれにしても、ホーム改札に設置されたコード読取機にかざし、有効であれば自動ドアが開くというシステムだ。
 
ただし、このやり方が導入されたのは比較的最近のことか。乗客が戸惑ったり、コード読取機がうまく作動しない場合に備え、係の担当者が改札の脇に立っていて、入場を手伝っていた。これは出発地のパリ・モンパルナス駅でも、帰りのレンヌ駅でも同様だった。無人による完全自動化まではもう少し時間がかかるかもしれない。
 
これによって、車内検札がなくなった。(完全に実施してないのかは不明。)
車掌は時折回ってくるが、一人ひとりの検札チェックを行わない。
日本の新幹線のように、座席データと購入履歴を車掌がオンラインで確認し、購入されていないはずの指定座席に誰かが座っていたら、呼び止めて切符をチェックする、というやり方にしたのだろうか。
もしそうだとしたら、これは一つの進歩だ。
 
さらにもう一つ。
前回(8年前)同じTGVの利用で、パリからレンヌまで所要時間は2時間くらいだった。今回、所要時間は1時間30分だった。四分の一も短縮させている。これも進歩。
 
どうしたんだフランス? やるじゃんか。いったい何が起こってる?(笑)
2024年オリンピックに向けた布石か?
 
レンヌには午前11時30分到着。日曜日なので、お店は閉まっているところが多く、街の中は結構静か。
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昼食後、前回訪れなかったレンヌ美術館に入った。前日のオルレアン美術館では端折った鑑賞だったので、この日はじっくりゆっくり時間をかけて作品を鑑賞した。
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オペラの開演は午後4時。この日は、日帰りでパリに戻る。