クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/8/13 ザルツブルク3

4日目にしてようやく晴れたので、この日は郊外に出かけた。
ザルツブルクからバスで約45分、ドイツ・ベルヒテスガーデン駅に向かう。そこから更にバスに乗り換え、目的地のケーニッヒ湖へ。山壁に囲まれた神秘的な湖で、おそらくドイツでも一、二を争うくらいの美しい湖だろう。
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今回で三度目の訪問だが、前回は遊覧船に乗るための順番待ちの列の長さに思わず怯んでしまい、断念した。替わりにゴンドラで近くの山頂に登り、そこからの眺望を楽しんだ。
しかし、やっぱりケーニッヒ湖に来たからには、なんとしても遊覧船に乗り、山間の奥にまで侵入していきたい。澄んだ湖水と切り立った山壁の中を静かな電気ボートで進んでいくのは、ちょっとした探検気分。
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途中、遊覧船のガイドさんが船の上からトランペットを吹いてくれる。すると、岸壁に反射してこだまが返ってくる。乗車しているお客さんたちは、静寂の中に響き渡る美しいこだまを、しばしの間楽しむ。聴覚で大自然を感じる魅力的な体験だ。(演奏が終わった後、チップちょうだいとばかりに船内のお客を回るのは、まあご愛敬。)
 
船は出発からおよそ40分で、湖畔に佇む聖バルトロメー僧院に到着。付近を散策。なんという景観!
まるで北欧のフィヨルドのような美しさに、ただただ息を呑むばかり。
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このケーニッヒ湖までの道のりだが、バスの本数が意外なほどに少ない。事前に念入りに下調べしないと、思わぬ時間のロスを招く。
今回私は、ベルヒテスガーデン駅からケーニッヒ湖へ向かう2本のバスのうち、山間の村あちこちを大回りして巡ってからケーニッヒ湖に到着する方に乗ってしまい、やっぱり時間をロス。まあ、山々ののどかな風景を楽しみながらのドライブはそれなりに楽しかったですけどねえ・・・。