クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2023/4/2 ハンブルクからベルリンへ

本日は、まずフランクフルトからハンブルクに飛行機で移動して、コンサートを聴く。
次に、ハンブルクからベルリンに鉄道で移動して、オペラを観る。
ダイナミックなダブルヘッダーの敢行だ。

午前5時半、ホテルをチェックアウトし、フランクフルト国際空港に向かう。
午前6時10分、空港到着。
午前8時、ハンブルクに向けて離陸。
午前9時5分、ハンブルク国際空港到着。
午前9時30分、空港駅からSバーンと呼ばれる都市近郊鉄道の電車に乗り、市の中心部に向かう。

私は切符を購入せずに乗車。無賃乗車ではない。実は公演チケットの中に、コンサート会場までの市内交通PASSが含まれているのだ(※)。サッカーのチケットも同様のシステムとなっているものが多い。これはドイツにおける素晴らしいサービス。
(※ドイツのすべての公演チケットに適用されているわけではない。主催団体や都市によって異なるので、要注意。当該サービスの有無は、チケット券面に記載されているので、チェックする。)

午前10時、ハンブルク中央駅に到着。駅のコインロッカーに荷物を預ける。
午前10時15分、地下鉄Uバーンに乗り換えて、コンサート会場に向かう。
午前10時35分、コンサート会場に到着。ふぅ、間に合ったぁ。
ダブルヘッダーの一発目は、午前11時開演のハンブルク州フィルハーモニー管弦楽団のコンサートだ。

コンサート会場、エルプ・フィルハーモニー。ドイツ屈指のコンサートホール。

2017年に開館すると、その斬新な建物の外観が目を引き、瞬く間にハンブルク市のランドマークに。音響にも優れ、オープン当初は開催されたあらゆる公演チケットが即完売。我々のような外の人間がこのホールで演奏を聴くのはとても無理、みたいな大ブームだった。

あれから6年。
ご多分に漏れずドイツもコロナ禍に見舞われ、クラシック公演は打撃を被った。回復傾向だが、今も客足はコロナ以前には完全に戻っていないと聞く。
そうしたこともあってか、今回のハンブルク州立フィルのチケット獲得は超余裕だった。
もっとも、実際の会場では結構人は埋まっていたが。

公演の模様と鑑賞記については、また次回に。
写真は、会場エルプ・フィルハーモニーのロビーから眺めるハンブルク市街の眺め。


午後0時45分、コンサート終演。カーテンコールもそこそこにして、会場を飛び出る。
午後1時10分、ハンブルク中央駅到着。コインロッカーから荷物を取り出し、駅構内で昼食用のサンドイッチを購入。電車の中で食う。
午後1時36分、特急列車ICEに乗ってハンブルクを出発。
めちゃくちゃ混んでいて、危うく座れなくなるところだったが、かろうじて空いている座席を確保。やっぱ、指定席を買っておいた方が安心だなー。
午後3時38分、ベルリンZOO駅到着。運良く定刻どおりの運行だった。
午後3時50分、ホテルにチェックイン。
午後5時開演のオペラまでまだ少しだけ時間があるので、サッとシャワーを浴び、室内でコーヒーを飲んだ。
午後4時30分、ホテルを出てベルリン・ドイツ・オペラの劇場まで歩く。オペラの開演は午後5時。
午後4時55分、劇場到着。開演5分前。ふぅ~、あぶねえ。結構ギリだったな。


いや、それにしても今日一日、かなり綱渡りの強行軍だった。飛行機にしても鉄道にしても、定時運行だったから良かった。もし遅延が発生していたら、ヤバかったかもしれない。旅行計画策定段階からそのことは分かっていて、「大丈夫かなあ・・」と不安だったが、とりあえず賭けに勝った。

ということで、この日の観光、当然無し。これぞオレ様の旅行。クラシック小僧の本懐ここにあり。