2023年5月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール
指揮 沼尻竜典
合唱 栗友会合唱団、新国立劇場合唱団
ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン)、砂川涼子(ソプラノ)、山際きみ佳(ソプラノ)、清水徹太郎(テノール)
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
メンデルスゾーン 交響曲第2番 讃歌
なかなか演奏されないメンデルスゾーンの「讃歌」。どういうわけか、今年はこの新日本フィルだけでなく、8月に東響、9月に紀尾井ホール室内管が採り上げるという珍現象。
さて、本公演の感想を綴るにあたり、なんだかあまりキーボードへのタッチが進まない。
特段「これ!」といった印象に残るものがあまり無かった感じなのである。
決して演奏が悪かったとは思わない。むしろ良かったのではないか。
でも、何か強いメッセージを受け取ったかといえば、はてな。
しいて挙げるとすれば、沼尻さんのタクトが、私の知るイメージと違って表現が豊かだったこと。感情が表出していた。
私がこれまで抱いていたイメージ、あくまでも勝手なイメージだが、オーケストラを正しく導くコントロール重視のタクトのような気がしていた。
やっぱり合唱が入っていたからだろうか。沼尻さんはオペラも得意だし。
本公演の感想はこれくらい。ダーレネのヴァイオリンも、爽快な演奏ではあったが、全体としてはまあ普通。
なんかすみません・・。