クラシック、オペラの粋を極める!

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2012/9/8 藤原歌劇団 夢遊病の女

2012年9月8日  藤原歌劇団   新国立劇場オペラパレス
指揮  園田隆一郎
演出  岩田達宗
高橋薫子(アミーナ)、小山陽二郎(エルヴィーノ)、妻屋秀和(ロドルフォ)、森山京子(テレーザ)   他
 
 
主役高橋薫子さんの清らかで自然で澄んだ美しい歌声が素晴らしかった。彼女は藤原歌劇団のプリマ・ドンナであると同時に、日本を代表する歌手の一人に登り詰めた。
 
妻屋さんと森山さんはそつがなく安定感があり、がっちりと脇を固めていた。
 
指揮の園田さんは、自分の席からはピットにおけるタクトの様子はまったく見えなかったが、しっかり音楽を創造していたと思う。この人は、ベルカントオペラとは何なのかについて理解しているとみた。
  
それ以外についてはノーコメント。
 
特に演出については、まったくコメントに値しない。
  
藤原ってさ、ソロ歌手や合唱(つまり、自分たち)以外の部分で話題になってしまうのがイヤだから、わざと当り障りのないようなクソ演出に仕向けているのではなかろうか・・・。
 
おっと失敬、ノーコメントと言っておいてコメントしてしまった。