クラシック、オペラの粋を極める!

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2016/3/17 コンツェルトハウス管

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2016年3月17日  ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団   コンツェルトハウス
指揮  ディミートリ・キタエンコ
ピルミン・グレール(フルート)
ドヴォルザーク  謝肉祭序曲
イベール  フルート協奏曲
 
 
本公演は、フェストターゲではありません。前菜ね、前菜(笑)。
この日の音楽鑑賞の選択肢としてはいくつかあったのだが、その中からこれを選んだのは、久しぶりにコンツェルトハウスに行ってみたいと考えたから。
ベルリンのコンサートホールと言えば、もちろん「フィルハーモニー」が有名だが、私はこのホールが結構好き。何が好きって、内装がとにかく美しい。響きだって良い。「風呂場のように響きすぎる」と言う人も中にはいるが、私はそういう印象を持っていない。
 
イベールのフルート協奏曲、私は知らなかった。チケットを手配してから慌ててCDを購入して予習したが、いまいちインパクトが得られなかった。
だからだろうか、演奏に耳を傾けながら、いつの間にか頭が下がり、意識が遠のく時間が多発(笑)。
うーん・・。ま、仕方がないよな。長旅の初日だもんな。
 
休憩中に会場の外に出、冷たい空気を浴び、リフレッシュしてメインのシベリウスに再度チャレンジ。名曲なだけあって、今度は集中力を切らさずに鑑賞することが出来た。
 
ただ、演奏の完成度としては、まあ普通か。もちろんコンツェルトハウス管の演奏水準には何の不満もないのだが、なんというか、若干ルーティンというか、熱きものが感じられなかった。
 
その責任は、やっぱり指揮者のキタエンコに取ってもらうとしよう。このベルリンでの仕事が終わると、その足で日本に向かい、読響を振ることになっている。頼むぜ、キタエンコさんよ。