クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

ラグビー・ワールドカップがもうすぐ始まる

ラグビー・ワールドカップの開幕まで、あと12日。
チケットは結構売れているらしい。その割には世間的にはイマイチ盛り上がっていない感じだけど・・。

前回大会では、史上最大級の番狂わせを演じた南アフリカ戦勝利のおかげで、五郎丸選手人気とともに盛り上がり、ちょっとしたブームが起きた。
残念なことだが、盛り上がりというのは、その後、必ず萎む。

結局は、日本人にとってラグビーはマイナー、あるいは一部の愛好家だけが支えている競技なのかもしれない。

何を隠そう私も、この競技が好きかと聞かれれば、結構びみょーである。「大好きだ!」と公言は出来ない。
前に進むのに前に投げちゃダメとか、ラインアウトではまっすぐ投げなきゃダメとか、前に落としたらおしくらまんじゅう始めるとか、キックで相手にボールをみすみす渡してでも陣地を回復させようとか・・・。
なんだかルールも戦術も変としか言いようがない。

ただ、それでも体をぶつけ合う迫力やスピード、華麗なパスワークなど、競技の魅力、観戦の見どころはたくさんある。
私は基本的にスポーツが好き。球技が好き。もっぱら観る方だけどね。
ワールドカップシックスネイションズなど、主要な国際試合はテレビ観戦を欠かさない私にとって、世界最高峰の大会が日本で開催され、世界最高峰の試合が生で観られるというのなら、それはもう喜び勇んでスタジアムに足を運ぶのだ。

私が生観戦するのは計5試合。アイルランドスコットランド、オーストラリア対ウェールズイングランド対アルゼンチン、そして準決勝2試合。
チケット代は、好カードだと外来オペラ公演並に高い。総額約20万円がぶっ飛んだ。「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」という大会キャッチコピーに完全に惑わされたというわけ。あー恐ろしい。

いつものとおり、ガンバレニッポンは全くどうでもいいが、それでも日本代表がもしグループリーグを突破すれば、大いに盛り上がるだろう。開催国の躍進は、大会そのものの成否に直結する。だからそうなった方がいいに決まってる。

願っていること、それは、是非初優勝チームが誕生してほしいということだ。
ワールドカップ優勝経験国はたったの4。ニュージーランド南アフリカイングランド、オーストラリアのみ。
これ以外の国から優勝国が出てほしい。期待したいのはウェールズアイルランド

私は「優勝候補のそのまんま優勝」が嫌いである。
それじゃつまらんだろ。
故にニュージーランドの順当連覇というのは、私にとって最悪のストーリー。

残念ながら、ラグビーという競技は番狂わせが少ないんだ。強いチームがだいたい勝つスポーツなんだ。(だから日本が南アフリカを破ったことは奇跡なんだ。)
普通に考えれば、ニュージーランドの優勝確率は高い。

オールブラックスを止めるのはどこの国か。
私の関心はそこ一点。
あとは、とにかく世界最高のプレーを目に焼き付け、ゲームを楽しむこととしましょうか。