クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2008/12/18 プラハ

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 もともとこの日はブラチスラヴァスロバキア)に行こうと思っていた。ブラチスラヴァ歌劇場でドニゼッティのオペラ、ルクレツィア・ボルジアを見るためだ。ブラチスラヴァはウィーンから近く、電車で一時間半くらい。
 ところが、なぜか公演自体が中止になってしまった。せっかくホテルまで予約していたというのに・・・(泣)。

 そのままウィーンに留まれば国立歌劇場でボエームをやっていたのだが、ウィーンのボエームはみたことがあるんですよね。で、「他にどこかで面白い物やっていないか?」とごそごそ探し始め(クラヲタの悲しい性)、見つけたのがプラハ

 ウィーンからプラハまで電車で約4時間半。行ける距離ではあるが、やっぱり遠い。移動時間中はけっこう退屈であった。


 プラハ。古都。何と美しい街!
 欧州の中でもこれだけ中世の街並みが整い、歴史を偲ばせる首都はないのではないだろうか?ましてや訪れたときはちょうどクリスマスイルミネーション。きれいでしたね~。

 プラハは今回で3度目。15年前に初めて訪れたときは、その物価の安さに驚嘆してしまった。当時、地下鉄初乗り約20円。レストランで食って飲んで食って飲んで2千円もしない。良心的な斡旋民宿に泊まって、これも一泊2千円もしない。

 さすがに当時と比べると物価は上がっているが、それでも他国に比べると安い。

 チェコと言えばビール。世界に誇るピルスナービールの大ジョッキが何と約200円!!たまんねえ~(笑)。天国でござる。

 旧市街の街並みが美しいので、毎回同じ付近をぷらぷらとお散歩して時間をつぶしてしまう。このため、なかなか郊外や博物館巡りに至らない。未だ行っていない観光スポットがたくさんある。

 まあ、いい。再訪の楽しみが数多く残っているのはいいことだ。


 プラハには大きな歌劇場が2つある。今回はヴルタヴァ川沿いにある国民劇場。演目はヤナーチェクのオペラ、マクロプロス事件。いわゆるお国物、本場物。チケット代も安い!ちょっと上の方のギャラリー席であったが、3千円くらい。やっぱりチェコは天国だ。

 公演レポは改めます。