クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

フランスの最近のお国事情

フランス旅行からあっという間に1か月経ってしまったが、最近のフランス事情について書き留めておこうと思った。以下、ざっくばらんに。
 
・フランスは日本のアニメ文化が結構浸透していて、熱心な漫画ファンも多いという話を聞いたことがあるが、これは本当のようだ。街を歩いていて、日本の漫画・アニメ専門店、ポケモンなどのキャラクターグッズ専門店をよく見かけた。これはパリだけでなく、オルレアンやレンヌでもそうだった。漫画はフランス語でもMANGAである。なんだか不思議な感じ。
 
・ひょっとして気のせいなのか、それともたまたまだったのか。パリの地下鉄車内や構内のパフォーマー大道芸人)が、なんだか減った気がする。今回、一度も巡り合わなかった。
以前は、演奏やパフォーマンスの押し付け・押し売りが日常だった。結構うるさいし、うざかったのだが、それがぱったりなくなると、逆に何だか庶民文化が廃れているようで寂しい気がする。
パフォーマーは誰でも自由に出来るわけではなく、当局からの許可制で、相応の腕前でないと認められないという話を聞いたことがある。
相変わらず小銭乞いの連中はやたら多くて閉口したが。
 
・ドイツからフランスにやってくると、ホテルの朝食の簡素さ質素さにがっかりする。もちろん高級ホテルならそうではないかもしれないが、普通の3つ星クラスかそれ以下だと、朝食は「パン、オレンジジュース、コーヒー」これだけだ。せいぜいヨーグルトかチーズが付くくらい。
物足りね~。卵焼き出せー、ハム・サラミ・ソーセージ出せー。ケチー。
ただしパン(クロワッサン、バケット)はさすがはフランス、めっちゃ美味いんだけど。
 
・イタリアもそうだが、この国で「コーヒー(カフェ)」と言ったら、それは「エスプレッソ」を指す。少量カップで出てくるので、くいっと口に入れたら、もうおしまい。これも物足りね~。
対処の仕方がある。
ドゥブル、つまりダブル=二倍にして注文する。量が倍になるので、比較的大きなカップで出てくるし、これならゆっくり飲み続けることができる。ただし、味が非常に濃いエスプレッソの二倍量なので、胸焼けしそう。
あとは、アメリカンコーヒーにする方法。「カフェ アロンジェcafé allonge」という。ただし、基本はエスプレッソのお湯割りだ。今回レンヌのブラッスリーで食後にこれを注文したら、エスプレッソコーヒーに加えて別途お湯カップが出てきて(紅茶が運ばれてきたみたいな感じ)、やっぱりなんか違和感があった。
どうしても慣れたコーヒーを飲みたい時は、パリにもスターバックスがあるので、そっちに行っちゃいますかね。
 
マクドナルドやKFCなどといった有名なファーストフードチェーン。以前にも記事で紹介したことがあるが、電子タッチパネルで注文し、カウンターで商品を受け取るシステムが完全に浸透している。英語にも対応しているので、外国人も利用しやすい。(不慣れで外国語が苦手な日本人は戸惑うかもね)
支払いはその場でクレジットカードなど電子マネーで払ってもいいし、カウンターで商品を受け取る際に払ってもいい。慣れれば、圧倒的に便利。そのうち日本にも導入されるのも時間の問題か。