クラシック、オペラの粋を極める!

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2018/2/10 仮面舞踏会

2018年2月10日   パリ国立オペラ
ヴェルディ  仮面舞踏会
演出  ジルベール・デフロ
ピエロ・プレッティ(リッカルド)、シモーネ・ピアッツォーラ(レナート)、ソンドラ・ラドヴァノフスキー(アメーリア)、ヴァルドゥイ・アブラハミアン(ウルリカ)、ニーナ・ミナシャン(オスカル)、ミハイル・ティモシェンコ(シルヴァーノ)、マルコ・ミミカ(サムエル)   他
 
 
天下のパリ国立オペラ座だというのに、グダグダ感、どうでもいい感に包まれた、気持ちが全然盛り上がらない公演。あ~あ。
 
結論、「アウト」。
かなりの時間帯でウトウトしてた。そうなるべくしてなったって感じ。
 
原因は、上演の質の問題というより、こちら聴き手の問題。
前々日のルル、そして前日のカルメリティは、ものすごく楽しみにしていて、結果も最高だった。特にカルメリティは、「これ以上はないな」というくらいの名演だった。最初からこの公演がハイライトだと思っていて、実際ハイライトになった。
 
ということでね、気分的に峠を越えちゃったってわけさ。
 
キャストだって普通。
当初、アメーリアはアニヤ・ハルテロスが歌う予定だったが変更になった。
もともとラドヴァノフスキーは第一キャストでずっと歌っていたので、代役という感じではないし、遜色がない一流歌手だが、ハルテロスが落ちた時点で、気分は萎えた。
 
指揮者も普通。(いちおう次期オペラ座音楽監督の有力候補の一人らしいのだが。)
演出も普通。(プレミエでもないしぃ・・特別何か際立った個性が発揮されたわけでもないしぃ・・)
 
この日、事前の計画段階で、どこか別の都市で何か面白い演目をやっている劇場があったらそっちに出掛けようと思っていた。けど、色々探したが、目を引いたものがなかった。結局「しゃあねえなあ」と残りくじを引いた。こうした経緯も、グダグダ感を引き起こした原因の一つ。
 
そんなわけですから・・・。
寝るわさ。
そりゃあ。ねえ。
期待、楽しみ、ワクワク、といった事前の気持ちの高揚は大事だね。
 
ま、こういうこともあるってさ。
 
そういうことで、言い訳ばっかでまったく鑑賞記になっていないが、わりーけどごめん。