クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/3/17 リヨン

ザールブリュッケンは、ドイツとフランスの国境付近に位置する都市。なので、そこから次の移動先のリヨンは、メスやストラスブールなどで乗り換えながら、簡単に行けそうな気がした。なんとなく。
 
だが、調べてみると、とんでもなく時間がかかることが分かった。
 
効率的な行き方は、一見遠回りのように見えるがパリ経由にすることだった。
ザールブリュッケンとパリ間は、フランスならTGV、ドイツならICEといった新幹線が相互乗入れして結んでいる。更にパリとリヨン間は、日本で言うのなら東京―新大阪みたいなゴールデンルートだ。
 
一つだけ厄介なこと。
パリ市内では、地下鉄を使って(もちろんタクシーでもいいけど)駅間を移動しなければならない。ザールブリュッケンからの到着はパリ・東駅であり、リヨンへの出発はパリ・リヨン駅だから。この二駅は少し離れている。
予約時に設けられた乗換時間は約45分。普通なら余裕だが、ひとたび到着が遅延すれば、あっという間に状況が厳しくなる。
これがね、結構遅延するんだよ、ヨーロッパは。知っている人は知っていると思うが。
(今回の旅行だって、最後の最後に試練が待ち受けていた。)
 
結論を言うと、ここでは非常に順調だった。あっけないくらい(笑)。
 
午後1時、リヨンに到着した。天気、晴れ。暑い。
ドイツからフランスに移動したら、気温が10度以上も上がっていた。朝ザールブリュッケンを出発した時、私はコートを着ていたが、リヨンではシャツ1枚でもオッケーだ。Tシャツ姿のリヨンっ子もいる。
 
この街を訪れたその時、晴れていたら、フルヴィエールの丘に登るべし。私も毎回そうしている。街を見渡すことが出来る絶景ポイント。ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂の見学も併せて一緒に。
イメージ 1
 
イメージ 2
 
写真をパシャパシャと撮った。青い空は、ド素人カメラマンの写真の仕上がりをこの上なく高めてくれる。
イメージ 3
 
イメージ 4