クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/11/4 ケムニッツ

ドレスデンから電車で1時間とちょっと、近郊の中核都市ケムニッツ
日本人にはほとんど知られていない街だろう。つまり、観光都市ではない、ドイツ人が普通に暮らす普通の街ってことだ。
逆に言えば、そこに劇場があって、オペラを上演しているおかげで、私の場合、普通の人が行かないような街にも行くことができるとも言える。
 
それにしても、訪れたはいいが、何をどう観光したらいいのだろう。ネットで何でも検索できる時代だが、それでも情報量は少ない。
 
かつて旧東独時代、元々ケムニッツという都市名だったのに「カール・マルクス・シュタット」と勝手に変更させられてしまったらしい。別にマルクスが生まれた所でも、住んでいた所でもないとのことだが。
 
今となっては、そのカール・マルクスの巨大な顔の銅像が、この街のシンボルである。なるほど、確かにでかくてすごい。
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次に、ネットで紹介されていた「化石の森」なるモニュメントを訪ねた。場所がよく分からなかったので、インフォメーションで聞いた。(化石という英単語は知らなかったが、『フォレスト・ストーン』と言うだけで、用が足りた。実際の場所は「ティーツ」という文化センターの建物内のロビーにある。街の中心から徒歩5分。)
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大昔の木々が化石となり、本当に石のように固まって残っているというもの。触れてみたが確かに木ではなく石みたいだ。(触れちゃいけなかったのかな?)
 
ケムニッツ、観光名所ではない普通の街ではあるが、それでも街の中心部には歴史を感じさせる旧市庁舎があって、青空市場があって、教会があって、そこはやっぱりドイツであり、ヨーロッパ。
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しかも、おそらく市内の中で、ヨーロッパ的な景観として一番美しい場所に、劇場が建っている。壮観じゃありませんか!
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