クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/8/10 ミュンヘン~ザルツブルク

午前8時10分、フランクフルト経由でミュンヘン国際空港に到着した。
ここからザルツブルクへは電車で向かうが、少し時間に余裕があったので、朝っぱらからではあるが、ビアガーデンに立ち寄った。
空港にビアガーデン??
そうなのだ。驚くべきことに、ミュンヘン国際空港にはビアガーデンがあるのだ。しかも、なんとそこは空港直営の醸造所。オリジナルビールを造っているのだ。さすがビールの国!
ということで、朝っぱらからいただきやす。無事に到着したことに乾杯。2.75ユーロ。
イメージ 1
 
空港からSバーンでミュンヘン市内方面へ向かい、途中のミュンヘン東駅で乗換え。
ザルツブルクへの電車はミュンヘン中央駅が始発だが、空港から来るのなら東駅乗換えが効率的だ。東京山手線渋谷駅で乗車する人が東海道新幹線に乗ろうとする場合、始発の東京駅まで行かずに品川駅で乗るのと同じパターン、という例えが分かりやすいだろう。
 
ところが、これが大誤算、大失敗。
中央駅からやってきた電車は、大混雑。始発駅で座席という座席はすべて埋まってしまい、まったく空いていなかった。
実はこうした事態、以前も経験したことがある。4年前、Oくんと一緒に行ったペーザロ・ロッシーニ音楽祭とザルツブルク音楽祭の旅。イタリアから飛行機でミュンヘンに移動し、ザルツブルクに向かおうとして東駅で乗り換えたら、やっぱり大混雑で座れなかったっけな。(覚えているかい、Oくんよ?)
 
ザルツブルクまでの道中およそ1時間半を立ちっぱなしで過ごすのはかなり辛い。ていうか、無理。
同じ境遇の若者たちは平然と床に座り込んでいる。私は若者ではないが、この際体裁を気にしてもしようがないので、一緒に堂々と座り込みを決め込んだ。こちとら13時間の長旅の最中なんだ。しかも音楽鑑賞が控えている。気にしなければいい。ただそれだけだ。
 
午前11時50分、ザルツブルク到着。天気曇り。気温23度。灼熱の日本列島と比べ、なんと快適なことか。
 
この日、ザルツブルクでやると決めていたこと。
職場の人達のためのお土産買い。
 
いつもお土産買いは最終日と決めているが、今回最終日は日曜なので、大抵のお店は休みであろうと想定し、今ここで買っておくことにした。せっかくザルツブルクに来たのに、帰国間際のミュンヘン空港でお土産を買うのもちょっと味気ないしね。
 
お土産を買い、旧市街をプラプラし、昼食を取ったら、もう午後3時。ホテルに戻って夜の公演に備えて休んだ。
観光はほぼゼロだったが、別に観光しに来たんじゃないんからさ、オレ。