クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2016/12/20 フィレンツェ1

午前10時、フィレンツェ到着。午前10時半、街歩き開始。
この日、巡った所。
サン・マルコ教会→サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会(写真)→捨て子養育院美術館→考古学博物館→アカデミア美術館。
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アカデミア美術館は、ほぼ四半世紀ぶり、二度目。前回は初めてフィレンツェを訪れた時だった。ずいぶんと久しぶり。昔も今もフィレンツェ屈指の人気美術館で、当時、かなり並んで入館したことを覚えている。
やがて同館は長蛇の列を解消しようと電話予約を受け付けるようになった。でもわざわざ電話して行くものではないと思い、「まあ一度行ったから」と、その後はずっと敬遠し続けた。
 
現在、ネットから時間指定の予約券を買うことができる。時代はどんどんと変わっていき、利便性が向上していく。
 
今回私は、このアカデミア美術館とミラノの「最後の晩餐」の二つの予約券を、イタリアのチケット会社(日本のぴあみたいなところ)からネットで買った。
正規料金に加えて若干手数料がかかるが、その分日時指定にかなりの融通が利く。手数料をもったいないと考えるか、時間を節約し効率よく観光するための必要料金と考えるかは、人それぞれだろう。
(最後の晩餐なんか、正規に予約しようとしたら2か月先までソールドアウト状態だ。でも、チケット屋からだとあっさり希望日時が買えてしまう。)
 
アカデミア美術館のハイライト、有名なミケランジェロダヴィデ像。フィレンツェ芸術を代表する作品の一つ。
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彫刻美術に造詣が深くない人でも、この像を目の当たりにすると、きっと感動するだろう。圧倒的な迫力は、鑑賞者を立ち止まらせ、唖然とさせる。時間をかけて並んででも、手数料を払ってでも、見る価値があると思う。お薦めだ。
 
午後3時、ホテルに戻る。
最近は、どんなに観光が忙しくても、午後3時になったらスパッと切り上げ、ホテルに戻るようになった。
理由はただ一つ。
観光できる一日の体力の限界が、その時間までだから。
それ以上歩き回ると、疲れて夜の公演に影響する。
 
あー、年は取りたくない。