「作曲家の肖像」シリーズ「イギリス」
指揮 エドワード・ガードナー
合唱 東京混声合唱団
指揮者ガードナーは若手ながらイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めた俊英で、数年前から気になっていた指揮者であった。
そのガードナーがイギリス物を振るために来日するというので、酷暑の中、コンサートに出掛けた。
圧倒的にメインの惑星が面白かった。ブリテンの音楽を聴いた感じでは、少々几帳面なのかなという印象だったが、惑星の弾けっぷりといったらなく、体が振動するくらいすごかった。
いずれにしても惑星のタイトルのとおりスケールの大きな快演だった。
「行けぇ、ここはパワー全開だ!」というときのガードナーの指揮ぶり、思い切りガニ股になって全身でオーケストラのフォルテシモを受け止めようとするその姿がとっっっっても微笑ましかったっす(笑)。