クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2014/8/18 ルツェルン3

 ルツェルン三日目。今日もいい天気だ、わっはっは。これもす・べ・て私の日頃の行いの・・・あ、しつこいか。
 ということで、この日も郊外の山登りに出掛ける。リギ山と並んでルツェルン観光で人気なのが市街の背後にそびえるピラトゥス山なのだが、過去に二度登っていることから、今回は別の場所を選定。シュタンザーホルンという展望台を目指した。
 まず国鉄に乗り、約20分でシュタンスという町の駅へ。ここで山の麓のロープウェイ乗り場までを結ぶケーブルカーに乗り換える。
 このケーブルカーがまるで遊園地の乗り物みたいに小さくてローカルでレトロでかわいい。こりゃお子さんにはたまらない乗り物だな。乗車しているのは大人ばっかりだったが。
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 約1.5キロの道のり、のどかな山間の丘陵をゆっくりトコトコと登っていく。途中、畑仕事や放牧に従事している地元の人たちが、ケーブルカーに向かって手を振ってくれる。
 わざわざ観光客に愛想よく振る舞う必要もないのに、なんて温かい人たちなんだろう。
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 ケーブルカーを下車すると、そこがすぐロープウェイ乗り場。ここから山頂までは一気に登る。なんと、珍しいオープンデッキのロープウェイだ。パンフレットには「世界初」と書いてあった。世界でここだけではなく「初」だということは、他にもどこかにあるということか。
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 ロープウェイの終点から更に徒歩10分の上りハイキングで山頂へ。360度の眺め。見下ろせば点在する湖、遥か先を望めば真っ白な3千4千メートル級のアルプス。絶景なり。
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 シュタンザーホルンは、地球の歩き方には一応紹介されているものの、それほど知名度があるわけでもなく、穴場的スポットと言えよう。ここまでやってくる日本人はそうはいるまい、と思っていたら・・・甘かった、やっぱり現れましたジャパニーズツアー軍団(笑)。
 山頂からの眺めをしばし楽しんでいたら、大挙して登ってきて、先に到着していた人たちを蹴散らし、全員揃って記念の「はい、チーズ!」をやり始めた。うーむ、恐るべし。
 もちろん私は逃げるように退散しました(笑)。