前日に続き、朝からまぶしいくらいの晴れ。
ザルツブルクの中心部から25番系統バスで約30分、気軽にアルプスを楽しむことが出来るウンタースベルクという山に向かった。
およそ1800mの山頂付近まで、ロープウェイで一気に登れる。
出来ることなら本格的なハイキングをしたいところだが、何の装備もないので、展望台付近を散歩。それでも絶景を堪能できる。
25番系統バスは、路線内にカラヤンが眠る墓地があるアニフや、ヘルブルン宮殿、動物園などの見どころがある。今回は帰りの途中下車で、ヘルブルン宮殿を訪れた。
大司教の夏の宮殿。散策中に突然水が噴き出し、訪れる人を水浸しにして驚かせるという名物、仕掛け噴水の庭園がハイライト。
ツアーガイドと一緒に回るのだが、このガイドが、案内しつつ、さりげなく噴水のスイッチやレバーを作用させて、観光客に容赦なく水をぶっかける。「Oh!アイムソーリー!」なんて笑いながら。お客さんはキャーキャーの大騒ぎ。
午後2時、市内に戻り、ホーエンザルツブルク城塞にケーブルカーで登って、展望テラスでちょっと遅めのランチ。私はザルツ市内の中で、ここから景色が一番好き。先ほど登ったウンタースベルクの眺めが良い。
良い天気、美しい景観、ビールはうまい。思わず杯が進んでしまい、ほろ酔いどころかフラフラになってホテルに戻った。