クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2014/8/17 ルツェルン2

 ルツェルン二日目。この日は近郊のリギ山に登った。登山電車が山頂まで達していて、ルツェルンから気軽に足を延ばすことが出来る屈指の人気観光スポットである。
 とはいっても、費用的には決して気軽にというわけにはいかない。ルツェルンに限らず、スイスでは登山電車やロープウェイ等の料金がべらぼうに高い。スイスパスや半額カードなどを購入して割引適用させるのが手段だが、これらのパスそのものが結構高い。ある程度まとまった期間滞在して乗り回すのなら絶対お得だが、短期滞在の場合は予めしっかり損得計算して、賢く選択すべきだろう。
 
 ちなみにリギ山頂までは、ルツェルン市街から麓までの湖上船代とそこからの登山電車代で、往復110スイスフラン(約1万2千円)。高いよねえ。でも、せっかくのバカンスで観光代をケチってはそれこそ意味が無いので、ここは奮発したい。高いお金を払うだけの価値がある絶景が待っている。
 
 
 この日は朝からまぶしいくらいの快晴。登山電車が出発するリギ山麓のフィッツナウまで巡航船で約55分。ちょっとした湖上遊覧である。
 
 出航したばかりの船から望む音楽祭会場。建物の遥か向こうにピラトゥス山がそびえる。
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  フィッツナウで下船して登山電車に乗り換え。山頂まで約30分。ゴトゴトと音を立てながら、ゆっくり登っていく。
 車内からの眺望は、座る席の位置を左側に取るか右側に取るか(つまり山側か谷側か)で大きな差が出る。谷側からの眺めは湖を見下ろす絶景なのに対し、山側からの眺めは当然ながら山の斜面。ヘタすると山壁(笑)。
 乗車と同時にさっと左側(谷側)を確保したお客さんはさすが。知っていたわけだな。
 私は敗北(笑)。なんとか身を乗り出し、反対側を覗き込むようにしながら景色を眺めました。ただし、頂上に向かうにつれて眺めが360度に近くなってきて、席の位置にかかわらず楽しめた。
 
 山頂駅リギ・クルム。
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 ここから少し登ると本当の山頂。360度の視界が広がる。絶景です。
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帰りの下山はルートを変更し、途中でロープウェイに乗り換え、ウェッギスという湖畔の町に到着。そこでののどかなワンショット。
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