ニッポン負けちゃったね。内川の走塁ミスは痛恨だったね。
恐らくニュース的には「三連覇逃す!」になってしまうと思うけど、そんなに簡単に世界一を取れるわけがない。相手のプエルトリコはメジャーリーガーが揃っているんだぜ。私はベスト4に入っただけでも十分頑張ったと思うな。キューバもアメリカも韓国も到達できなかったんだから。
あ、それから、すっげー気になったのは、テレビで中継するアナウンサーも解説者も、ワイドショーのコメンテーターも、みんな「プエル・トリコ」って発音していること。ダーメ。ちゃんと「プエルト・リコ」って言うべき!(またまたうるさくてスミマセン)
2013年3月17日 東京フィルハーモニー交響楽団 オーチャードホール
指揮 ミハイル・プレトニョフ
ショスタコーヴィチ 祝典序曲
カバレフスキー 組曲道化師
プレトニョフ ジャズ組曲
グラズノフ バレエ音楽四季
こういうプログラムは面白いと思う。ベリーグットである。ただし自作自演はいらねーけどな。代わりにハチャトリアンのガイーヌとかやってくれたら、なお最高だったと思うが・・・ないものねだりしても仕方がない。
カバレフスキーの道化師は生で初めて聞いた。例の運動会御用達の曲だ。ひょっとして、子供を対象としたファミリーコンサートとかでは頻繁に採り上げられているのであろうか。そういうコンサートに行かないからわからんが。
初めて聞いて、とても新鮮で面白いと感じたが、それでもやっぱり子供向けの曲であることには変わりがない。曲の作り方が超単純だもん。もともとカバレフスキーだって、それ用に作ったわけでしょ?
この日の一番のおかずは、やっぱ四季。あんまりやらないが、隠れた名曲だと思う。もっと人気が出てもいいと思う。冬から始まって、春、夏、秋と進むにつれて曲の密度がどんどん濃くなり、最後は大いに盛り上がる。東フィルの演奏もとてもノッていて良かった。
プレトニョフはいつもながらアクション控えめのスタンダードなタクトなのだが、演奏はとてもメリハリが効いて、実に耳に心地いい。
テミルカーノフにしてもプレトニョフにしても、あるいはフェドセーエフにしても、ロシアの指揮者は音楽のツボをおさえるのが本当に見事だ。
ところで、コンサートの話題からずれるが、せっかく東急文化村に足を運んだので、終演後、ザ・ミュージアムで開催中の「ルーベンス展」に横滑りした。展覧会のサブタイトルに「栄光のアントワープ工房と・・・」なんて書いてあったら、そりゃ行かずにはいられない。つい先日、現地に行ってきたわけだからね。
よい作品がコレクトされていたと思う。アントワープで鑑賞が叶わなかった王立美術館からも少なからずの収蔵品が来ていたので、なんか補完された感じがしてホッとしました。