クラシック、オペラの粋を極める!

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今秋のウィーン国立歌劇場来日公演

どうやら小澤征爾は、今年秋のウィーン国立歌劇場のタクトも断念したようだ。
 
まだ招聘のNBSからの発表はないが、主催の日本経済新聞社から発表があり、小澤征爾が振る予定だったチャイコフスキーの「スペードの女王」が、モーツァルトの「フィガロの結婚」に変更になっている。指揮はペーター・シュナイダー。キャストは未発表。
 
 まあオザワさんは、仕方が無いだろう。ぎりぎりまで様子を見て、またまた「やっぱりダメでした」では、あまりにも影響がデカすぎる。チケット代猛烈に高いし。
 
それにしても、またフィガロだって・・・。
ウィーン国立歌劇場は過去6回の来日公演で、フィガロはもう既に3回上演していて、今度で4回目。
 
演出はポネルだってさ・・・。
 
ちょっと待てよ、2004年に同プロダクションを日本でやってるでしょうが!!
 
しかも、現行のウィーンのプロダクションは既に改訂されているというのに。
 
主催者の声が聞こえる。
「世界最高の歌劇場による本場の絶品のモーツァルトをお届けしますよ~。ほら、皆さんの大好きなフィガロですよ!やっぱりフィガロだったらウィーン国立歌劇場で観たいでしょ?そのご期待に応えますよ~!前回観た人はその感動の再現を!見逃した人は今度こそ!」
 
 私はオペラファンの皆さんに聞きたい。
「皆さんはこれで満足しますか??」
 
オレはコケにされているとしか思えないのだが・・・。