本日は、今秋来日予定のロンドン交響楽団(S・ラトル指揮)公演の先行発売日。なんとかチケットを押さえて一息つき、そして思いを巡らせる。
外来オーケストラの来日公演が本格的に動き出し、ようやく、ようやく、長かったコロナ渦から脱却することが出来るのだろうか・・・。
2020年1月フィルハーモニア管(サロネン指揮)の公演を最後に、途絶えてしまった外来オケの来日公演。ウィーン・フィルの特別待遇による例外公演を除き、およそ2年半の空白。
まず、露払いとして、来月初めにケルン・ギュルツェニヒ管がやってくる。
そして、現在発表されているだけでも、主なものとして、上記のロンドン響(10月)、パリ管(10月)、ボストン響(11月)、NDR北ドイツ放響(11月)、シュターツカペレ・ベルリン(12月)など。
期待していいのか。本当にいいのか・・・。
もちろん感染者数の動向次第なのだろうが、世界は既に前を向き、動き始めている。日本は非常に慎重だが、いつまでも停滞してはいけないのだ。
そうだ。期待しよう。きっと実現するだろう。
気になるのは、バレンボイムの動向。
体調不良でずっと療養していた。先日、本格復帰のニュースが流れたが、果たして大丈夫だろうか。元気になって、ぜひ「これぞバレンボイム!」というブラームスを聴かせてほしい。
最後に残るのは、外来オペラ公演になる。
これはスタッフ総勢の規模が比べものにならないため、まだまだハードルが高そうだが、いつか近いうちにぜひ実現させてほしい。
もっとも、「ボエーム」「椿姫」とかじゃ、結局天を仰ぎ、トホホになっちゃうけどな(笑)。