クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2021/12/17 西宮

まーた西宮・大阪に来ちゃったぜ。
なにかい、先月PAC管を聴きに来て、すっかりハマっちゃったってか??
なんてな・・。

今回の目的、もちろん先月と同様にPAC管のコンサートだが、チケットを買ったのは先月のユベール・スダーン指揮の公演と同時。つまり、最初から二ヶ月連続でここに来ることが決まっていたわけである。

とはいえ、これまで年に4回ペースで海外に出掛けていた頃は、遠方の国内オケを聴くために泊りがけ旅行することなんて、ほとんどなかった。コロナで海外に行けなくなり、そこからわずか一年の間に、広島、金沢、鹿児島、名古屋、滋賀、山形、大阪など、立て続けに行きまくっている。

せめてもの替わりを国内旅行に求め、以前と同じように日常から離れる気分を味わいたい。こういう気持ちはきっと自分の中にある。そういう意味では確かにハマっていると言えるのかもしれないな。
結局、単に旅行好きということなのかもね。


前回と同様、今回もLCCのピーチ往復便を利用した。往復航空券が片道新幹線代よりも安いというのは、捨てがたい。
前回は、関空到着早々、想定していたターミナルと違ってバタバタした。今回は落ち着いて行動。人間というのは経験して学習するわけですな。

観光としては、musikanさんが以前にコメントで紹介してくれた西宮神社を訪れてみた。
何を隠そう、musikanさんのそのコメント「えべっさん」というのが当初分からなくて、思わずググった。そうか、福の神えびす様をお祀りする神社の総本社だったのですね。

それより何より、今や1月の風物詩とも言われ、毎年ニュースに採り上げられる「福男選び」の開門ダッシュ、あれを行う場所だということを知って、驚いた。

そうかー、ここだったのかー。

その年の福男を目指すため、「我こそは」という韋駄天どもが参加。徹夜で並び、午前6時の開門と同時にヨーイドンとなる駆けっこ。途中のカーブを上手に曲がり切れずに転倒する輩が続出しながらも、必死にゴールを目指す様子の面白さ、スリリングさ、そしてバカバカしさ。嗚呼、なんて平和なニッポン(笑)。

ここからスタートし

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ここを全力疾走し

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ここになだれ込む

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訪れてみたら、意外と距離は短かった。まさに短距離走


続いて訪れたのは、阪急西宮ガーデンズ
現在は非常にオシャレな大型ショッピングモールだが、かつてこの場所には西宮球場があった。オリックスバッファローズの前身、阪急ブレーブスの本拠地。

この阪急西宮ガーデンズ5階にギャラリースペースがあって、そこに、1983年当時のスタジアム付近のジオラマ模型や、阪急ブレーブスで活躍した往年の選手のレリーフ、トロフィーなど貴重な展示品が公開されている。

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阪急ブレーブスは、私が中学1、2年くらいの時、黄金期だった。
日本シリーズ、夢中になって見たなあ。
名将上田利治監督、284勝のアンダースロー山田投手、「立ちションできない」と国民栄誉賞辞退した福本選手、首位打者加藤秀司選手・・・スター軍団だったなあ。あの頃の国民の娯楽といえば、相撲とプロ野球くらいしかなかったなあ。
懐かしい・・・。ワシも年取った。