クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

1990/11/24 ウィーン2

ウィーン二日目。
この日も午前中のうちに幾つかやらなければならないことがあって、バタバタした。せっかくの旅行、すぐにでも観光したいのになかなか出来ない。

それもこれもすべて個人旅行のせい。
調べたり、予約をしたり、チケットを買ったり、といった手配や手続きを全部自分で、しかも直接そこに出向いてやらなければならない。

今だったら、こうしたものは全部ネットで済ますことができるのにね・・。
考えてみれば、世の中、年々進化し、便利になっているわけだねぇ・・。

まず、最終日に鑑賞予定の「エフゲニー・オネーギン」のチケットを買うために、フォルクス・オーパーに出向いた。チケットは余裕。有り余っていた。
次に、毎週日曜日の朝に行われるホーフブルク王室礼拝堂でのミサ観覧チケットの手配。あの有名なウィーン少年合唱団がそこで歌うことで有名だ。
最後に、ブルク劇場での劇場巡りガイドツアーの参加申込予約。

以上の手続きを済ませ、ようやく観光開始。

最初に訪れたのは、ヨハン・シュトラウス像があることで有名なウィーン市立公園。前回も訪れているが、園内にあるブルックナー像を見落としていた。ここはひとつ、ブル先生にご挨拶しないと、私としては気が済まない。

それにしても、前回ウィーンを訪れたのは夏。公園内は明るく、花壇の花が美しく咲き、樹木も繁って、とても気持ちが良かった。
それに比べ、晩秋のヨーロッパ。樹木の葉は枯れ落ち、寒く、寂しく、なんとも物悲しい。

その後、世界的な美術館であるウィーン美術史美術館とベルベデーレ宮殿内にあるオーストリア・ギャラリーを訪れ、ひたすら絵画鑑賞。芸術の秋を堪能。