クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

コンサートは遠くになりにけり

コンサートが無い日常に慣れつつある今日この頃。
以前なら、国内、外来のコンサート情報に目を光らせ、「これは!」と思う公演を見つけ、発売日をすかさずチェックする。狙った獲物は決して逃さない。情報の入手は非常に重要だ。

ところが・・。
予定していた公演が次々と中止となり、今後の公演実現の目処が立たない状況が続いている今、「これからいつ、どこで、何をやるか」というチェックはすっかり適当、いい加減になってしまった。
「どうせやらないでしょ? どうせ来日中止でしょ?」
疑心暗鬼が占めるようになって、モチベーションは完全沈下状態だ。

12月に予定されている内田光子弾き振りによるマーラー・チェンバー・オーケストラ来日公演の先行発売が12日の日曜日にあった。
行きたいと思ってマークしていた公演だ。スケジュール予定にはしっかりと入っている。

現実的には、「結局中止」になる可能性が大いにあるが、感染対策を万全に施した上で公演開催を実現化させる可能性だってある。先行販売を開始したということは、現時点でやる方向だということだろう。
ならば、発売日初日に抜かりなくチケットを申し込むのが、今までの私だ。

モチベーションの完全沈下、適当、いい加減になってしまった私は、チケット申し込みをすっかり忘れてしまった。
一昨日の月曜日になって、「ありゃ? そういえばマーラー・チェンバー・・・」と思って、慌てて先行予約サイトを覗いてみたら、既に時遅し、予定枚数販売終了・・。

仕方がないわな。あくまでも先行販売。一般発売のチャンスはまだある。
それに、息巻いてチケットを取ろうとしたところで、「どうせ中止になるんじゃないの??」との疑念を拭うことが出来ない。

コンサートの情熱がすっかり沈下してしまったコロナ情勢の今日この頃・・・。


ところで・・。
話は変わるけど、今年オリンピックじゃなくて良かったよね。オリンピックだったら、先週の豪雨災害がその名のごとく水を差していたよね。

ていうか、世間的にも、世界的にも、もうオリンピックどころじゃないよね。
本気で来年にオリンピックやれると思っている人、いったいどれくらいいるの?