クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/11/3 ドレスデン1

ここ数年恒例となっている秋のヨーロッパ旅行。今回は(今回も?)ドイツ、ザクセン州。現地三泊短期の旅。
 
11月3日午前8時半、ドレスデン到着。最高気温12度、最低気温4度。天気は晴れだが、ちょっと寒い。コートとマフラーを身にまとう。
イメージ 1
 
今回、新たな観光スポットをトリップアドバイザーで見つけた。その名をパノメーターという。ドレスデン中央駅からSバーンで二駅目のReick下車、徒歩7分。
 
たぶん元はガスタンク施設だったと思う。建物の円筒形状を利用して、内部に360度の巨大なパノラマ風景を作り、展示公開しているのだ。映している風景の場所は、もちろんドレスデンの旧市街。時代は、現代ではなく一昔前。200年くらい前だろうか。
イメージ 2
 
中世の風景だから当然写真ではなく絵なのだが、これがものすごく精巧。まるで実写ではないかと見紛う。
このパノラマ画を、中央に設置された展望塔に登って、そこから眺める。あたかも本当に中世の世界にタイムトリップし、教会の尖塔から景色を眺めているような感覚だ。
しかも、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、教会の鐘、人々のざわめきなどの音をBGMで流し、朝の風景、昼の風景、夜の風景と、時間を経過させていくこだわり、芸の細かさ。
イメージ 3
 
素敵である。この観光スポットは穴場! 超お薦め!!
改めて、ドレスデンはこんなにも情緒がある美しい街なのだなと実感した。
 
次に訪れたのは、近代美術館アルベルティーヌム。ずいぶん前に一度訪れているが、その後、数年がかりの大改装が施された。このため、当時の記憶、面影はまったくない。
イメージ 4
 
観光は、一度訪れると、その後は「以前に行ったし・・」とついパスしてしまうものだ。
だが、久しぶりに訪れると、結構変わっていることが多いし、また変わってなくても、新たな発見はいくらでもある。時々思い出したように出かけてみるのがいい。