クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2017/12/7 ウィーン1

12月のウィーン。街はクリスマス・イルミネーションに彩られ、賑わいを見せている。
せっかくなので、そのクリスマス市が催される場所として有名な市庁舎を訪れ、更にその付近を散歩してみた。
 
散歩の出発点は地下鉄U2号線Schottentor駅を出た所に高々とそびえるフォティーフ教会から。
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なんだかこの教会は、いつ訪れても常に修復中のような気がする。たまたまなんだろうけど。
 
Ring沿いに時計逆回りに歩くと、まずウィーン大学
中庭を囲む回廊には、この大学に縁のある学者や研究者の銅像が並び、その中にはブルックナーレリーフもある。
学内に外部者がどこまで侵入していいのかよく分からなかったが、恐る恐る建物内を覗いてみると、御覧のような歴史を感じさせる立派な階段が。さすがは名門。
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次が市庁舎。上に書いたとおりクリスマス市を開催中で、たくさんの屋台が出ている。
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充分にお祭りの雰囲気が出ているが、やはりピークは華やかに電飾に彩られる夜なんだろうと思った。もう一回来ることにしよう。
 
ブルク劇場のすぐ脇はフォルクス庭園。その中に皇妃エリーザベトの像がある。
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ここまででほぼ午前が終了。
昼食を取り、劇場連盟チケットセンターにてオペラチケットの引取りを済ませた後、天気が良かったので久しぶりにシュテファン寺院の塔に登ってみた。
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ウィーンの中心から望む眺望は、ちょっとというか、かなり期待外れ。新しいビルが目立ち、眼前の旧市街に中世の趣きはない。世界危機遺産に指定されたというニュースを随分と前に聞いたが、「なるほど、これじゃあなあ・・」と思った。