クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2015/4/18 大阪

 大阪の地を踏んだ瞬間、異言語、異文化の世界に突入するかと思いきや、これが拍子抜けするほどフツウ。ヒョウ柄パンツ履いているオバチャン、全然いないじゃんか。お店に入り、お代を払って、言われるのは「ありがとうございました!」
 なんやねん、「まいどおおきに」ではあらへんの?
 大阪駅前の梅田界隈なんか、東京の光景そのもの。オフィスビルが林立し、人混みが凄い。
 
 エスカレーターでの通行側と立ち側が関東と逆であることに、ほのかな文化の違いを感じる。右側に立って左側を空けるのは、なんと欧米と一緒ではないか。関西は実はワールドスタンダードだったのか・・・。
 
 さて、このたび大阪行きに付き合ってくれたKくんは、実に抜かりのない人間である。新幹線往復ノーマル料金分だけでホテル一泊代が浮くような格安パック(しかもグリーン車!)を探し出してくるし、「せっかくなら、ハズレのない物を食べたい」と、ネットで評判のお店をすかさずチェックするし。
 すげえなあ。オレには出来ない芸当だ。
 
 ただしそこには関門が待ち構える。評判のお店はたいてい激混みなのである。ま、そりゃそうだ。
 今回も事前リサーチのお好み焼店に向かったはいいが、入店を待ち侘びる人の列を見て思わず尻込み。あえなく断念し、道頓堀へ。繁華街。コテコテの大阪。食通が行くところではないかもしれないが、いかにも的な雰囲気満載で楽しめる。少なくとも私はここで十分だ。
 さっそくお好み焼きに舌鼓を打ち、ビールをガブ飲み。うめー。しかも「安っ!」
 続いて串揚げ店をハシゴ。ここでも食って飲んで「安っ!」 大阪のグルメは庶民の味方だなあ。
 
 いい感じに酔っ払いながら、ハシゴ三軒目で焼きそば&たこ焼き店へ。
 完全に調子づいて「三軒目行こうぜー!」と無理やり誘ったのは何を隠そうこのオレである。で、店に入った途端「うーっ、もうお腹いっぱいだあ、食えねぇー」とほざいたのも何を隠そうこのオレである。Kくんから容赦のない非難を浴びせられたのは言うまでもない。
 
 それにしても、外国人観光客の多いこと!5年前に来た時はこれほどではなかった。ただただびっくりするばかり。