クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

チャンピオンズリーグ準決勝

 本題の前に、戯言一つ。
 
 先日、職場内の同じ係の同僚から、飲み会に誘われた。名目は、その「係」の歓送迎会だという。
「5月2日(水)にやりたいと思うが、都合はどうですか?」私以外の人は皆その日でOKだという。
 「い、いや~、その~。申し訳ないんだけどぉ・・・」
 日本にいないっつうの。別に、そんなに飲みたきゃ、オレ抜きでやってくれて一向に構わん。
 「いやー、そういうわけにいかないでしょう。全員揃わないと、ね。」
 
 で、結局、私一人の都合のために、27日(金)に変更になった。つまり、明日。旅行の前日。
 「い、いや~、その~。その日は荷造りしなきゃなんないし、翌日は朝早いしぃ・・・」
 なんて、言えないわなあ・・・。
 仕方がないので、前々日である今日、仕事から帰宅して、ついさっきまで荷造りでドタバタやっていた。いやー、大変だった。
 で、明日は結局飲み会か。明後日、寝坊したら誰が責任取ってくれるねん??
 あ、オレの責任か・・・。飲み過ぎなければいいだけの話だが、これがまた難しいのよ、トホホ。
 
 
 さて、本題。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝二試合、いやー面白かった。
 優勝候補筆頭のバルセロナと、第二候補のレアル・マドリードが揃って敗退。
痛快だねえ。
以前にも書いたことがあるが、私は「優勝候補のそのまんま優勝」ほどつまらないものはないと常日頃より思っておる。だから、史上最強の呼び声が高いバルセロナは、いつも「負けてしまえ!」と心の中で願っていた。まさに、してやったりなのである。うっしっし。
 
 だがなあ。撃破したチェルシーの、その超守備的な布陣といったら。
 守備の要であるセンターバックジョン・テリーをレッドカードで欠いたとは言え、全員がゴール前ドン引きで、攻撃を放棄してひたすら守り続けたのは、もう呆れを通り越して笑ってしまった。
 サッカーの守備陣形は通常3人で守るスリーバック、4人で守るフォーバックが代表的だが、この日のチェルシーは「ナインバック!!!」。そんなのありかあ???
 
 ありなのである。勝負事は、勝ちゃいいのである。
っていうか、バルセロナに勝つためには、ひたすら守って守って、一瞬のすきを突いてカウンター一発、これしかないのである。これを貫いたチェルシーは要するにしたたかだったというわけだ。
 
 5月19日の決戦の地は、ミュンヘン。そう、バイエルン・ミュンヘンの本拠地だ。「地元開催の決勝戦で優勝する!」バイエルンの鼻息は相当荒そうだ。
 一方で、チェルシーだって、チャンピオンズリーグ制覇は悲願中の悲願。そのために大金持ちオーナーが大枚はたいて一流選手を買い漁ったのだから。
 
 いずれにしても、バルセロナやレアル、マン・ユナイテッドが出なくても、注目のカードであることは間違いない。
 
 バイエルンが優勝したら、ミュンヘンは盛り上がるだろうなー。ビールの消費量が激増するんだろうなー。いいなー、行きたいなあ(笑)。