クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

CL決勝戦にあの人が登場!?

 日本時間の本日未明に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝は壮絶な戦いとなった。地の利を活かしたバイエルンが先制したが、チェルシーが執念で追いつき、PK戦の結果、チェルシーが初の戴冠となった。
 優勝したから言うわけでは決してないが、私はプレミアリーグの中ではチェルシーを応援している。というのも、イギリスで初めてサッカー観戦をしたのがチェルシーの試合だったから。思い入れがあったのでずっと応援していたが、ついに欧州を制したのは誠にめでたい。今シーズンは厳しかったけど、これで来シーズンもチャンピオンズリーグに出場できるし、良かったね。とりあえず、デ・マッテオ暫定監督の続投を希望します。
 
 サッカーの事についてはここまでとし、当ブログを訪ねてくれる皆さんはクラシックやオペラに関心がある方だと思うので、ここで面白い報告をいたしましょう。
 
 決勝戦ということで試合開始前にフィールドでちょっとしたセレモニーが行われたが、そこに見覚えのあるイケメン男性歌手が颯爽と登場。なんと!オペラ界の貴公子ヨナス・カウフマンであった。
 
「え?? カウフマン!? うっそー!? こりゃまたサプライズ!! へー。」
 
 でも考えてみたら、カウフマンはミュンヘン生まれ。世界が注目する決勝戦のセレモニーに地元のスーパースターを起用するというのは、あながち的外れではない。
 
 カウフマンはさっそく歌劇ローエングリンから「はるか遠い国に」を熱唱・・・するはずはなく、マイクを握ってチャンピオンズリーグの新しいテーマソングを披露した。
 
 話はこれで終わらない。エピソードが続く。
 
 試合後、UEFAの公式HPを訪ねてみたら、ちゃんとこの「J・カウフマン登場」記事が掲載されていたのであるが、そこに衝撃の事実が。
 なんと、カウフマンは健康上の理由により生で歌えず、セレモニーでは事前に録音した物に合わせるという、いわゆる‘口パク’だったという。唖然。絶句。開いた口が塞がりません。
 
「オマエなあ・・・いいかげんにせいや
 
 本当に信用できんやっちゃ(笑)。