クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

私にとっての平成

新年を迎えるにあたり、いよいよ平成の最後を見届けることとなって、それが何だか感慨深い。
 
自分にとって昭和は、生まれ、育ち、学生期を過ごした、人生のパートⅠだった。
就職し、社会人の一歩を踏み出したところで、平成に変わった。
お給料を貰うようになって、経済的に自立。
紆余曲折、色々なことがあったが、最終的に、結婚して幸せな家庭を築く人生をポイと放棄。稼いだお金は、どんどんコンサートやオペラのチケット代、スポーツ観戦、そして旅行に投入。
20代の頃は年にせいぜい1、2回程度、どちらかというと観光が主目的だった海外旅行は、やがて年3回、4回と増えていき、どこで何の演目をやっているかで行き先を決め、観光は二の次という有様に変容。乱心した息子を見て、親は行く末を案じ、さぞかし頭を抱えたことだろう。
 
ブログタイトル「クラシック音楽、オペラの道を極める!」をまさに地で行き、これを人生の糧にしようと心が固まり、ひたすら邁進してきた人生のパートⅡが、私の平成だ。
 
来年元号が変わり、人生のパートⅢを迎えたとしても、まっしぐらな人生を変えるつもりは、今のところない。
 
だが、そうも言ってられない壮年期、老年期が、もうすぐやってくるのを避けられないことだって、いちおう理解している。あまり考えたくもないが。
仮にそうなったとしても、自分の最盛期だった平成の時代を懐古しながら、「わが人生に悔いなし」ときっぱり言い切りたいもの。そういう気概は、ぜひ持ちたいものだなあと思う。
 
それが、新年を迎えるにあたり、平成最後の私のささやかな願い。