クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2018/3/17 香港2

香港二日目。曇り。
高層ビル群のてっぺんはガスっていて、よく見えない。前日登ったヴィクトリア・ピークも、下からは見えない。
ってことは、山の上からの景色は、本日はアウトだろう。
前日に登っておいて良かったぁ、と思ったが、香港のもう一つの絶景ポイント、九龍側の尖沙咀ムロムナードから望む香港島の息を飲むような大パノラマも霞んでいて、「イマイチ!残念っ!」なのであった。前日に行っておけば良かった・・。
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本日の観光としては、その九龍側の尖沙咀、油麻地、旺角といった界隈を散策した。
オペラが上演される香港文化センター大劇場は尖沙咀の南側、ハーバー地区の開発された所にあって、整備され、高級感が漂っている。
だが、我々が本当に行きたかった所はそこではない。
雑多で、混沌としていて、ごちゃごちゃで、小汚くて、看板が道路にまではみ出ているような下町商業地帯。活気があって、俗っぽくて、「これぞ香港!」というエリアだ。
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20年前に散策した時は、その光景にカルチャーショックを受けたが、それでも歩いていて楽しかった。
今回20年ぶりに訪れてみると、雰囲気はかろうじて残っているものの、なんだか少し洗練され、おしゃれになり、綺麗になってきている。
まあ、それが年月というものなのだろうが、ちょっと寂しかった。
 
前回このあたりで食べた食事も、とにかく安くて、とにかく美味くて、めっちゃ感動したのだが、今回ランチで食べた中華は大ハズレだった。
もちろんたまたま選んだお店の、たまたま選んだメニューが失敗しただけだと思う。
それでも、メシでハズレくじを引いたショックはデカい。こんなことなら、お金をかけてちゃんとしたレストランで美味しい物を食べた方が良かった。
 
観光にしても、あるいは食事にしてもそうだが、今回一緒に行ったSくんは、基本的に「どこでもいいよー」「なんでもいいよー」という人間である。
そういう私も、食事に関しては、基本的に同じタイプ。だから、こういうことが起こりうる。だって、適当にそこらへんにあるお店にフラッと入っちゃうんだから。
 
もうちょっと色々リサーチしようぜ。お互いにな。