クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2015/12/21 ミラノ

パリからミラノへ移動。お目当ては、当然スカラ座である。
ロンドンとパリでは天気も良く、気温も穏やかだったが、ミラノはどんよりとした曇りで寒い。しかし、これこそ冬のヨーロッパの典型とも言えなくもない。
 
この日、ミラノで訪れた観光ポイントは二箇所。
まずは久しぶりに本拠地でヴェルディ作品を鑑賞するということで、お墓詣りしてご挨拶しようと思った。
来日公演を除くスカラ座でのヴェルディ鑑賞は本当に久しぶり。14年ぶりなのだ。やはりバレンボイム時代になって、ヴェルディ上演が特別な催し物でなくなってしまったのが大きい。
今年からイタリア人を音楽監督に迎え、再びヴェルディに威光が差し込む兆しが見えるのは、喜ばしいことだろう。
 
ヴェルディが建てた「音楽家のための憩いの家」。
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メトロのブオナロッティ駅を降りてすぐ。ここの中にヴェルディのお墓がある。見学は無料だが、基本的には施設であるため、受付で要件を伝え、許可を得ないと入れない。
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次に訪れたのは、サンタンブロージョ聖堂。
ミラノの守護聖人アンブロージョ司教を祀ってある。ご存知のとおり、スカラ座の新シーズン開幕は、毎年サンタンブロージョの祝日である12月7日と決まっている。ロンバルディア・ロマネスク様式で、内部の祭壇天蓋はビザンチン・モザイクが施されている。
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