クラシック、オペラの粋を極める!

海外旅行はオペラが優先、コンサートが優先、観光二の次

2015/1/1 シャウハウゼン

お正月。薄晴れの天気。
チューリッヒ郊外にあるシャウハウゼンを訪れた。チューリッヒからは電車でおよそ40分。小じんまりとした古い街並みも魅力だが、この街を有名にしているのはヨーロッパ随一と言われるラインの滝だろう。
 
滝に向かう前に、まずは旧市街を散策。午前10時くらいだが、祝日ということもあって人っ子一人いない。雪が残った静かな静かな街。
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ほんの400メートルも歩くと、もう中心部を抜けてしまう。街の外側の丘の上に「ムノート」と呼ばれている古い城塞があり、そこからの旧市街の眺めは絶景。
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付近一面はぶどう畑だそうで、雪に覆われていない田園風景も、きっとのどかで美しいのだろう。
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 ラインの滝はシャウハウゼン駅からおよそ4キロ。駅前から出ているバスで行くのが手っ取り早い。シャウハウゼンはチューリッヒの広域交通網に含まれているので、そうした一日券を購入すれば、改めてバスのチケットを購入する必要もないし、チューリッヒに戻ってからも市内でトラムを自由に利用することが出来てお得。
 約8分のNeuhausen Zentrumで下車し、そこから徒歩で約5分。川岸に向かって降りていくと、徐々にゴーッという音が聞こえてきて、滝が近いことを感じさせる。
 
間近に見るラインの滝は、さすがヨーロッパ随一と言われるだけあってものすごい迫力だ。
 
し・か・し・・・・。
 
水しぶきが噴煙となり、霧になって、あたり一帯を白く霞ませてしまっている。
要するに、視界不良なのである。
 
人間の目というのはとても性能良く出来ているから、いちおう肉眼で‘見える’。なるほどこりゃすごい。
だが写真にすると、こんな感じ(笑)。見えねー。あーあ。
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「なんじゃこりゃ?」と思ったお方、直接現地に行って御自身でその迫力を確認してくだされ。
夏期だと、遊覧船も出ているらしいよ。